父は5日ぐらい前に家で転倒し、「背中が痛い」と言っていました。この3年ぐらい父は、お酒を飲んでは転倒を繰り返していました。それでもほとんどの場合が、次の日には何もなかったように、けがもなく元気でした。しかし今回はいつもとは違う様子なので、近所の病院に連れて行きました。レントゲン写真を撮ると骨が2か所折れていることがわかりました。「MRIを別の施設で取って来てください。」と医師に言われて、タクシーで中野駅近くの医療機関に行きました。MRIを取り、そのデーターを持って、また最初の病院にタクシーで行きました。93歳の父は、背中が痛いと言うのに、病院を3回移動し、検査をしてもらい、結局、「身体をあまり動かないでベルトで固定してください」と言う結論でした。
治療のいらないケガでは病院に入院することも出来ず、家に帰って生活をすればまた転倒する恐れもあり、家族は目を離せません。在宅介護を続けてきましたが、家族も限界です。