2016年10月、六本木の工事現場の前の歩道を夫婦で歩いていた飯村さんの御主人は、落下してきた鉄パイプの直撃を受けて亡くなりました。
このような事故に遭遇してしまい最愛の御主人を亡くした飯村さんは、悲しみと絶望感で立ち直れない日々を過ごしていましたが、「2度とこのような事故が起こって欲しくない」との思いから、知り合いを通じて私に助けを求めてきました。事故から2年もの月日が掛かりましたが、今日、工事を請け負っていた会社との裁判にこぎつけることが出来ました。
調書の中で、飯村さんは、「事故を起こした被告が憎くないと言えばうそになりますが、それよりも安全に歩ける街にして欲しい」と言う趣旨の意見を述べられていました。裁判では安全管理の問題等、たくさんの問題点が浮かび上がってきました。私も安全安心な社会を作っていくことを議員としてのライフワークとしていますので、今日の裁判の問題点はとても参考になりました。