11件の議案と6件の所管事項の報告を受けました。
第11号議案「副区長定数条例の一部を改正する条例」に賛成の立場で質問をしました。
改正の内容は副区長の定数を3人から2人へ改正するものです。
前区長は平成19年「経営本部体制の運営のためには副区長が3人欠かせない。」として、副区長を3人とすることを条例に明記しました。当時私は、「23区でも副区長の定数を3人としているのは中野区だけで、3人もの副区長は必要ない」と言って反対してきましたが、昨年の6月に区長が変わり、やっと副区長の定数が3人から2人へ条例改正が行われました。私の質問で、実際副区長が3人置かれていたのは、わずか3年であったこと等がわかり、前区長が副区長3人制を取った必要性も成果も何もなかったことがわかりました。
所管事項の報告の中に、「株式会社メルカリ及び株式会社メルペイとの包括連携協定について」と言う項目がありました。複数の委員から、「区が突如特定の民間企業と具体的に何をするのかも不透明なまま、包括連携協定を結ぶやり方はおかしいのではないか」と言う質問がありました。区は、株式会社メルカリと株式会社メルペイと連携協定を結ぶことで、高齢者のICT利活用推進、不用品の売買促進によるごみの減量及び資源の再利用推進等を上げていますが、私は「この連携で、インターネットを苦手とする高齢者が、インターネットを使い、不用品の売買等をして、思わぬ犯罪やトラブルなどに巻き込まれてしまう可能性も少なくありません。大変慎重であるべきと思います」と言う趣旨の発言をしました。