第39号議案「平和の森公園再整備工事請負契約に係る契約金額の変更について」を審査しました。
第39号議案は、前田中区長の計画から、酒井区長が公約で掲げていた計画に変更し、その契約を結ぶための議案でしたが、自民党、公明党の反対多数で否決されました。
酒井区長は、300メートルトラックや100メートルコースの廃止、草地広場の築山を生かしたすべり台の存置等の案を示していました。しかし自民党と公明党の理解が得られないまま、議会の最終日に、契約の議案を上程しました。結局、工事契約の議案は否決されてしまったので、前田中区長が計画した「平和の森公園再整備(第二工区)案」が生きることになりました。
区長選に酒井区長を担ぎ、平和の森公園を自然豊かな誰もが憩える公園としたいと運動を続けてきた傍聴者の方々は、議案の否決に悔しさを隠し切れない様子でした。
私も、300メートルトラックや100メートルコース、バーベキューサイトの整備を望む区民の声が今まで全く聞こえてこないこと、現段階で、事業者と計画変更の契約をすれば、工事が延期になったことに対する違約金等が発生しないこと、必要性の低いトラックなどを作らないことで税金負担が3800万円減ること、事業者とは、工事内容が変わり契約金額が減額されるにも関わらず、すでに2月に仮契約を結んでいること等を質問し、第39号議案に賛成しましたが、残念な結果となってしまいました。