昨日のお通夜に続き、とても親しくして頂いた方の告別式に参列しました。
出棺前には、親族から、故人が生前用意していた手紙が読み上げられました。
手紙には、生前親しくしていた皆様への感謝と旅経つことに少しも不安がないことが書かれていました。
葬儀の時の写真、葬儀場で流す音楽の用意、家の整理、持ち物の整理等、何から何まで、特に大きな病気も持っていなかったにもかかわらず、いつ亡くなっても、別所帯で暮らす娘さん家族に迷惑をかけてはいけないと、死への準備がされていました。死への準備をきちんとしながらも、80代までは自分で着物を縫い収入を得ていました。そして亡くなる1か月前までは、元気で、お友達たちと楽しく会話を楽しんで、花を育てて、地域を明るくしてくださっていました。見事過ぎる生きざまに、ただただ感心するばかりです。
「素晴らしい最後でしたね」と本人に伝えられないことが残念でたまりません。