2週間前に肩の骨を骨折した父の通院に付き添いました。レントゲン、整形外科の診療、昼食、MRI、脳神経外科の診察、リハビリテーションの予約、会計までのコースで、病院を出るまでにかかった時間は約6時間でした。
自動会計の機械で清算をしていると、高齢の女性に「すみませんがやり方を教えてください」と頼まれました。会計の方法を教えて父の所に戻ろうとすると、「あなたがここにずっといてくれれば良いわね」と言われました。高齢者の方よりは若い私でも、長時間の病院の付き添いは、くたくたになりました。これが老々介護で、会計のやり方もわからなく、病院の受付から、移動、診療、会計と、最後まで誰かに頭を下げなくてはならない状態のご高齢の方は,とても大変で、お疲れのことだったと思います。
父を病院から老人ホームに送って家に帰えると、スマートフォンの万歩計は8000歩を超えていました。