現在区では、中野区役所や中野サンプラザなどが立地する駅前の約5ヘクタールの土地を中野駅新北口エリアと呼び再整備の計画を策定中です。 本日示された中野駅新北口駅前エリア再整備事業計画(案)では、中野区役所と中野サンプラザの後には、中野サンプラザのDNAを継承した、新たなシンボル拠点を作る。中野駅周辺の回遊性を高め、にぎわいと交流に満ちたまちをつくる。未来に続く中野の活力・文化・暮らしをつくる等のコンセプトがあげられていました。
区はこの新たなシンボル拠点を、市街地再開発事業で行い、新区役所整備の財源を生み出そうとしています。しかし、前回の委員会でも、複数の議員から、定期借地権を設定することで、中野区の一等地を手放さずに済む方法があるのではないか。と質問が出ていました。
そして今日の委員会では、定期借地権設定とした資料が示されました。
定期借地権前払い地代方式(70年)であると、新区役所整備費254億円マイナス受取残額(除却費などを引いた)が180億円になり、新区役所整備費には74億円足りないと言う数字が示されました。複数の議員から、計算方法の間違い等の指摘がありました。
私も中野区の一等地を手放さずに、且つ、区民が大きな借金を負わない最善の方法を模索し、同僚議員たちと不動産鑑定士に調査をお願いしています。