老人ホームに入所している父の所にチューリップの鉢植えを届けました。
家族でも面会はできませんので、父の部屋の窓の下において来ました。
毎年、家の前の桜と、私が植えたチューリップを「きれいだね」と嬉しそうに眺めていた父ですが、現在は、入所先の老人ホームから一歩も外出することができません。「桜は来年も咲くから」と花見の自粛がされてきましたが、高齢者にとっては、来年自分が元気でいられるかはわかりません。何とも切ない春ですが、高齢者を守ってくださっているスタッフや関係者の方の努力を思うと、「桜を見せてあげたい」と言っている場合ではありません。
中野区でも、保健所、すこやか福祉センター、学童クラブ、医療従事者、介護スタッフ等、たくさんの方々が、全力で私たちの健康と生活を支えるために日々頑張ってくださっています。今、私たちにできることは、「感謝と自粛」なのでしょう。



庭のチューリップ