5件の所管事項の報告を受けました。
「中野区基本構想検討案」についての項で、区民委員会所管の所に、「遊び心あるれる文化芸術をまち全体に展開します。」と言う言葉があり、この「遊び心」と言う言葉について、区民からは「遊び心」と言う表現だけでは表現が不足していると言う趣旨の意見が出ていました。私も「遊び心」と言う言葉には軽いイメージがあり、基本構想で表現するにはもう少し表現を変えるか、言葉を足すかした方が良いのではないかと発言しました。
他の委員からは、固い行政言葉より悪くないのではないかと言う発言が出ました。
区民部長から「遊び心」と言う言い方は多くの区民の方の中には少なからず良いイメージを持っていない方もいるかもしれないので、少し検討をしてみると言う趣旨のお答えがありました。
私は、言葉1つでもいろいろな受け取り方をする区民がいることを理解してくださっている部長のお答えを大変うれしく思いました。
一般の方には何でもない言葉でも、私は犯罪の被害者であり、多くの被害者と関わってきた中で、「遊び心でやった」と言う加害者の言葉に傷ついた人を見てきました。犯罪の被害者たちは「遊び心」と言う言葉に良いイメージがありません。
今日は、区有施設配置の考え方について、令和3年度予算で検討中の主な取り組み(案)について等、今後の課題も多く、委員会は19時までかかりました。