今日が令和3年度第4回定例会の最終日です。
本会議で議案の採決がありました。
第85号議案 「中野区立児童館条例の一部を改正する条例」は、可否同数で議長の1票が加わり、否決されました。
賛成 立憲・無所属9人 共産党6人 都民ファースト2人 無所属 立石 石坂 近藤 3人 合計20人
反対 自民8人(議長を含む) 公明8人 無所属 武藤 稲垣 小宮山 竹村 吉田 5人 合計21人
第85号議案 中野区立児童館条例の一部を改正する条例は、朝日が丘児童館、新井薬師児童館、大和西児童館及び弥生児童館を廃止するための条例です。私は、賛成討論をしました。
財政面では、老朽化した施設の建替えには約5億円が必要となります。キッズ・プラザが出来たことにより利用する小学生は激減、5人程度の日もあります。そのような厳しい状況の中、今回の4つの児童館を廃止する条例においては、多くの子どもたちと遊び、笑い、或いは涙し、親たちを支え、区のくるくる変わる児童館のあり方の方針に翻弄されながらも、子どもたちや地域住民に愛され続ける中野区の児童館を死守してきた職員たちが、今ある児童館のすべてを維持管理して運営して行くことは無理であると検討を積み重ねて出した結論でした。私はその思いを尊重し、賛成しました。(賛成討論の全文は後日ホームページに記載します)
85号議案は否決してしまいましたが、何人もの方から、「討論に感動した」と言う言葉を頂きました。
今後、否決された4館の児童館のあり方をもう一度検討することになります。