私は議員生活19年目となりますが、今まで、仕事、主人の事件、子育て、介護等に追われていて、ほとんど家の整理等にまで手が回らず、たくさんの必要のない物に囲まれて生活をしてきました。家には父の母、つまり私の祖母の物もたくさんあります。現在少しずつ時間を見つけてはかたづけをしています。
子育てや介護、事件の後始末に追われて、あまりにも忙しい日々を送っていた時は、あまり気づかなかったのですが、介護が終わった方たちが、親の残した遺品のかたづけに日々明け暮れている情報もたくさん耳に入ってくるようになりました。
粗大ごみは玄関先まで出さなければ持って行ってくれないこと(65歳以上と障がいのある方は申し込めば家の中まで入って持って行ってくれます)65歳以上でなくても遺族は、1人ではタンスなどは運べず、高額なお金を請求する業者に飛びついてしまう可能性があること。大きな家具はきれいで立派な家具でもごみとするしかないこと。等、環境と身寄りのない遺族には優しいリサイクルの仕組みには程遠い現実となっていました。