大雨が降る中、勉強会を行いました。
NPO法人レジリエンスの西山さつき代表をお呼びし、DVについて(ドメスティック・バイオレンス)と言う題で講演をしていただきました。
東京都の4自治体の職員と支援員、介護職の方、マスコミ、国の職員等20人以上が参加しました。
2020年の内閣府の調査では、4人にひとりの女性が配偶者からの暴力を経験していると言います。相談窓口の職員たちはどのように対応すれば良いのか。当事者はどうすればいいのか。なぜそのようなことが起こるのか。様々な対応や意見を聞き、皆で考えました。
とても有意義な会でした。
皆さんから、「大変勉強になった」との感想を頂き、会の代表としてはとても嬉しく思います。
私は、DV、暴力は絶対ダメですが、この問題の根本には、ひきこもり、不登校、自殺などの問題とも共通している部分があり、ストレスや自分の感情の行き場のない思いを、人への暴力として出してしまう人と、自分から人との関係を遮断してしまう人がいるのではないのかと考えます。どちらも人との関係の中で、自分をコントロール出来ない状態になっている人たちです。暴力は絶対にダメです。教育課程で学ぶ、家庭教育に取り入れる努力を重ねるなど、DV被害を無くしていく、生きにくさを抱えている人たちに、私たちは何が出来るのか。今後もこの会では話し合い続け考えて行きます。