今年の12月1日から施行される「矯正施設における被害者の心情等聴取・伝達制度」及び「被害者の視点に立った保護観察処遇の充実」に向けた更生保護における諸制度について、犯罪被害者の気持ちに真摯に向き合い、その思いに応えるべく誠実かつ適切に運用されることを願い、法務省矯正局と法務省保護局に、にじの会とつなぐ会(あすの会解散後関東と関西に出来た会)の連名で意見書を出しました。
矯正局の担当者も保護局の担当者も私たちの話を聞き、今までは被害者の気持ちに寄り添っていなかったことを認め、今後は被害者の気持ちに寄り添い、加害者の更生を進めていくとおっしゃってくださいました。
驚いたことは、加害者に厳しくはしたが、被害者に対して反省をさせることには、ほとんどしてこなかったと発言されたことです。これでは再犯率が高いのも、損害賠償金を払わないのもあたり前です。
私たちの行動が,少しても再犯のない社会を作ること、法務省職員の意識改革に貢献できればうれしいです。
記者会見も行い、15人ぐらいの記者が来てくれました。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023112100963&g=soc