現在私は、全国の都道府県から講演に呼ばれて被害者当事者の話とその後の支援者としての活動などの話しをしています。
職員研修に呼ばれることも多くなってきました。
私を呼んでくださる警察、自治体等の方から、チラシや案内などを作る時に、私が所属している団体名をどこにするかと言うお尋ねをよく受けます。そこで、私がどのような団体に属しているのか、簡単に紹介します。
それぞれの目的・活動
① 新全国犯罪被害者の会 ( 新あすの会)(あすの会解散後、2022年設立 代表 岡村勲氏)
1. 被害者の損害回復制度の確立
2. 被害者庁の設立
3. 犯罪被害者等基本法の改正
4.その他前各号に関連する事項
② にじの会 (あすの会解散後、関東地方の有志により設立 代表 渡邉保氏)
1.会員相互の親睦を図る
2. 犯罪被害者のための施策の充実を求めるための提言等を行う
〇 2023年11月、法務省に意見書を提出
③ 被害者が創る条例研究会 (世話人 鴻巣たか子氏 渡邉保氏)
1.日本のどこで事件や事故に遭っても等しく適切な支援を受けられる社会の実現
2.地方公共団体による犯罪被害者のための施策、支援の充実
・「市町村における犯罪被害者等基本条例案」の作成、改訂
・「市町村における犯罪被害者等基本条例案」(冊子)の普及に関する活動
・その他、上記目的のために必要と思われる活動。
〇現在、自治体の職員研修、支援者向けビデオの制作などに取り組んでいる。
④ 途切れない支援を被害者と考える会 (2012年設立 代表 近藤さえ子)
1. 犯罪被害者の回復に資する途切れない支援の実現
〇 被害者ノートの作成
〇 支援者(被害者支援以外のエッセンシャルワーカーの支援者が多い)が1人で抱え込まないために支援者同士の交流
〇 様々な分野の人から話を聞く勉強会
以上の団体に属していますが、私がとても大事に思っていることは、被害者たちは、とても辛いですが、嘆き悲しんでいるだけではなく、元の生活に少しでも戻れるように仲間と一緒に進んでいくことです。そして、真面目に生きている人が報われる社会を作ることです。それには、自治体、警察、支援センター、弁護士、医療関係者、地域住民たち等、これらすべての人たちと一緒に取り組まなくてはならないことを認識して取り組む必要があるのです。