医療観察法と被害者の会(がじゅもりの会)が日本弁護士会館で開いたシンポジウムに参加しました。
弁護士による「医療観察事件被害者と刑事裁判被害者の現状の比較」
元裁判官、現弁護士による「医療観察審判における被害者の地位」
国立精神・神経医療研究センター病院の主任心理療法士による
「内省プログラムによる対象行為の振り返り、精神症状を持つ対象者の内省深化の困難さ」
元同志社大学法学部教授、全国被害者支援ネットワーク監事による
「精神障害犯罪による被害者の支援―イギリスとの比較」
以上の4人の専門家による講演を聞きました。
最後に会員による昨年、国に対して提出した要望書の内容を説明し、参加者に支援を呼びかけました。
ここでも傷ついた被害者たちが声をあげていくことでしか、おかしな社会を変えていくことは出来ないのかと思い、日本の社会の未熟さをつくづく感じました。