川崎市総合自治会館で開かれた講演会で私は60分の講演をしました。
約80人が参加しました。
川崎市は、犯罪被害に家族が遭った子どもたちの教育支援のために、学校に行けなくなってしまった子どもたちが塾に通ったりすることができる支援金が条例に盛り込まれています。被害者支援が進んでいる自治体です。その上に、さらに私から「自治体の職員や市民に対して話して欲しい」との依頼を受けて講演を引き受けました。
講演終了後、担当者から「自分たちが考えていた内容とピッタリでした」と褒めていただきました。皆さんのご期待にそえて良かったです。
会場には、9月に講師を務めた横浜市のボランティア養成講座に参加されていた職員や市民の方もいました。始まる前に「また私の話を聞かれるのですか?」と尋ねると「何度でも聞かせてください」とおっしゃって、話が終わると「また泣きました」と言っていました。犯罪被害者等のために、熱心に勉強を重ねてくださっている皆様に感謝です。
また、ビデオレターで石破総理大臣も被害者支援の重要性を話されていました。
それだけ重要であると思うのであれば、私たち「新あすの会」で被害者省の設置を要望し続けていることをご存知なはずですので、防災省だけでなく、防災・犯罪被害者庁の設置を目指していただきたものだと思いました。