子どもはほとんど食べられない状態が続き、今日で3日目です。さすがに心配になり、今日は私が、友人の病院に連れて行きました。レントゲンを撮り、血液検査をしてもらいました。点滴をしたので、少し元気になりました。
病院には何人もの高齢者が、診察を待っていました。杖を落としても自分では拾うことのできない高齢者が1人で病院に来ていました。老夫婦で支え合うようにして診察室に入る方たちもいました。この方たちも、病院に付き添える家族はいないのでしょう。
子どもがお医者さんに1人で行かなければならなかったのと同様、高齢者もまた大変な思いをしながら、1人で病院に行かなければならないのです。
女性が元気に外で働くことはとても大事な事です。最近では、家計のためにも、女性の外での労働が必要とされていることも多いかもしれません。ただ、世の中の仕組みは今でも、家庭に主婦がいない家向けにはできていません。
家に、地域に残され、不自由な思いをする子どもたちと高齢者を支えていく仕組みが整わなければ、これからも、「結婚したい」「もう1人子どもを持ちたい」という女性たちは増えないのでしょう。
午後、小学校保護者会