焼け出された遺族の休める場所はあったのか?夜はどうしたのか?等、火災で焼け出された人間が生きていくうえで当たり前の疑問です。
「放火の可能性がある」と言われている中、突然焼け出されて被害者となった人たちは身内の死という残酷な事態を受け入れながら、消防、警察、マスコミと言う多数の人たちに事情を聞かれ、休む暇もありません。突然地獄に突き落とされた彼らが休めるように、区は配慮をすべきであったと思います。被害者が忙しくつらい思いをしなくて済むためには行政の対応窓口を作るべきではないか、と言う主旨の質問をしました。
委員会では、区民に危機が起きた時に対応するため、「国民保護計画」の策定を、国の法廷受託(国から必ず作らなくてはならないと義務付けられている)事務として、、現在審議会を作り進めています。防災計画、国民保護計画、様々な計画を立てることが行政の仕事とされていますが、起きてはならない危機が起きた時の対応をもっときちんとする事が重要ではないかと私は発言しました。職員の中には「私たちは計画を立てるだけで、後は関係ないわ。こんなことまで言われちゃったって・・・」と言う顔をしていた職員も中にはいました。しかし防災課長は私の意見をきちんと受け止めてくれました。被害者に対する窓口の重要性をわかってくれました。今後の区の誠意ある対応を望みます。