主人と親しかった30人を超える人がいらしてくださいました。はるばる九州から参列してくださったご家族を初め、本当に皆さんお忙しい中をありがとうございました。
法要後の会食の席では、皆さんが主人との関係や思い出話を話してくださいました。涙の中にも微笑ましい良い会になりました。事件当時の刑事さんで、今は現職を離れた方もいらしてくださいました。遺族は、未だに長い長いトンネルの中で苦しみ、出口を求め、あえぎ続けていますが、改めて主人の優しく誠実な人間性を浮き彫りにしてくださった皆さんの話を聞いて、温かい気持ちになりました。
双日マシナリー(株)の社長もお墓にお参りしてくださり、自宅にお線香を上げにきてくれました。私が法要にお誘いしたこともありますが、忙しい時間をぬって自宅まで来てくれたことは、本当にありがたく思います。感謝の気持ちはありましたが、やはり、主人の話ができるただ一人の責任ある立場の方に対して、私は堪えることができず、いろいろお尋ねしてしまいました。主人は会社の仕事として裁判を担当させられて、その業務の中で殺されてしまったのに、会社では病死と同じ扱いにしてしまっている事へのおかしさを再度申し上げ、社長のこの殺人事件に対しての結果責任を尋ねました。
私たち遺族はこれからも双日マシナリー(株)の誠意ある対応を求めます。