今年の4月に介護保険制度が改正され、これからの高齢福祉は地域密着型という方向に向かいます。新たなサービス体系の創設を中野区も計っています。区内8箇所に地域包括支援センターが作られました。他にも今後、地域密着型サービスを充実させていくことを目標にしています。
認知症高齢者のグループホームなどの認知症高齢者のための施策もその1つです。グループホームは、多くの認知症の方、そのご家族にとても待たれている施設です。
何日か前に、新しく19年度5月に中野区白鷺に開設予定の認知症高齢者グループホームの建築現場を見に行きました。土地の所有者の方は、お母様の介護でもご苦労をされている方で「多くの方に必要な事業だと思います。公共性のあることに協力ができればうれしいです。」とおっしゃっていました。
認知症のグループホームとは、認知症の高齢者が家庭的な環境のもとで、専門のスタッフに支えられながら少人数で共同生活をすることにより、その進行を和らげたり遅らせたりする介護保険のサービスの1つです。地域にこう言う場所があることは、認知症の高齢者にとっても、介護をするご家族にとってもとても有難いことです。まだ、建設中ですが、認知症のグループホームは人気があり、家庭と同じような雰囲気の中で生活を送れるようになっています。人数も少人数(9名×2ニット)しか取りません。もし認知症のグループホームをお探しの方は連絡してみるのもよいかもしれません。
グループホーム「もえぎ中野白鷺」
中野区白鷺1-6
連絡先 株式会社 ビアン ☎03-3220-4725
杉並区荻窪5-18-11