区民委員会
結局、区民施設の使用料の値上げ案は、自民党、公明党の両党から、値上げの上限を1.5から1.2に引き下げる修正案がでました。1度休憩し、採決しましたが、賛成多数で、地域センターと勤労福祉会館の利用料は値上がりすることになりました。
地域センターは、今後(仮称)区民活動センターとして区民が自ら運営していくセンターとしていく計画を中野区は今進めています。その施設の区の職員の給与と退職金を、まず区民が払う利用料に組込む考え方には納得できません。また、「減価償却費」といいながら、ガスや水道を使う調理室の料金が安いなど、理屈に合わない点があまりに多くあります。今回改定される8施設の値上がり金額の合計は、わずか2000万円弱のプラスです。さほど意味があるとは思えない値上げのための計算や理由作りに、何人もの職員と長い時間をかけるのもおかしな話です。
また、中野区は高給を払う副区長を3人にする(他の22区では2人以下)など、トップの強化には多額の税金を投入しています。
なぜ、今、区民が使う身近な施設の使用料を値上げしなくてはならないのか、納得できず、私は、値上げ案に反対をしました。