昨年、区民の方から、「教育書問題の請願を出したいから紹介議員になって欲しい」と頼まれました。前に一度陳情でその要望を議会に提出されたのですが、「その内容が中野区議会で議論するにはふさわしくない」と陳情が受けいれられなかった経緯があります。区民が提出した陳情を、議論する前から「ふさわしくない」と決められてしまった区民の方は、「なぜ、他の議会で受け入れられている内容の物が、中野区議会では受け入れられないのか納得がいかない」として、議員の紹介があれば、委員会に付託することができる請願に切り替えることにしました。
私は無所属で、会派を組まずに活動をしているので、陳情を付託するかを決める議会運営委員会や議会改善委員会に出席して意見を言うことはできません。中野区では、この議会のルールを決める委員会に出席するには、考えを同じにする5人の議員が会派を組んでいなければならないと言う決まりができたので、現在5人以上の人間が属している自民党・公明党・共産党の3党の代表だけが議会運営委員会において議会のルールを決めることができます。国会では現在多数派の民主党も中野区議会では、4人しかいないので、議会運営委員会に加わることは出来ない状態です。
今日は、区民の方から、中野区は少数派の意見がとても届けにくい仕組みになっている事、区民の請願権の保証の問題など、様々な課題についてご指摘を受け、話し会いました。
私は、4月の文教委員会に召集されることになるようです。
まだ、日程は未定ですが、決定したらお知らせいたしますので、どうぞ皆さん文教委員会を傍聴しに来てください。
私の地元の議員2人(自民党・公明党)が文教委員会にいますし、私(無所属)ともう1人の地元の議員(共産党)も請願議員として文教委員会に呼ばれますので、地元の方は、ぜひ、傍聴され、それぞれの立場や意見をお聞きになり、どのように自分たちの意見が区政に反映されていくのかを見て、陳情・請願などの参考にしていただきたいと思います。