辞めて行かれる先生方とは1度もお話をしたことがなかったのですが、その中の先生の一人は30代での退職です。これから別の事に挑戦されるそうで、夢のある退職です。また、そこに参加していた20人ほどのお母さんたちとの話の中には、お子さんの不登校等に悩んでいることがでました。教師を辞めて別の道を進む先生、学校に来る事ができない生徒、2つはまったく別ですが、学校が生徒にも先生にも魅力ある場所ではなくなってきているように私には思えます。
私は議会でいつも「学校での教師の仕事をシンプルにして、子どもと向き合う時間を少しでも多く確保できるようにしたい」と言い続けています。しかし、区議会の大勢では、人的配慮の無いままの防犯カメラを導入することや、芝生の校庭事業など、人材増を考えるより、設備面の強化を中心に予算は使われて行ってしまいます。
くるくる変わる学習指導要領への対応など、これからも、教師の仕事は増え続ける一方です。