補正予算の内示報告で、私たち議員は先に知らされていましたが、本日区長から正式に報告がありました。
中野サンプラザ取得・運営のために13億7500万円
内訳 運営会社の所有する所有会社株式の取得 9億7000万円
所有会社への追加出資 4億500万円
以上を補正予算で追加する議案が上程されました。
本日の議案上程から、10月24日の議案等議決まで、10日もありません。
まるで、区民になるべく知られないように、区民の税金13億円の出資を急いでいるとしか思えない短さです。
一般質問、総括質疑と終わってしまった現在の議会日程では、17日の常任委員会、総務委員会で質疑応答だけで、サンプラザに対する13億7500万円の税金投入が議決されてしまいます。
私は、区議に立候補する時から、中野区のサンプラザ購入計画に反対をしてきました。それは、区が「にぎわいの街を作るために、サンプラザの場所はどうしても必要である」と繰り返すばかりで、具体的な計画もないまま進められていた取得計画だからです。
その後、立ち上げた第三セクターによる購入・運営(中野区も出資)、その運営会社は多くの企業の寄せ集めで、経営はそこそこ巧く行っていると伝えられましたが、続けられなくなり、中野区が「再度」サンプラザを購入することにした、という全くお粗末な内容です。
採決までの時間がありません。皆さんにきちんとお伝えできる時は、取得が決まってしまった後になってしまうかもしれません。
区民の意思を無視した多額の税金の投入で、失敗しても誰一人責任とる人もいない、これは先日私が総括した「上野原スポーツ施設」の話です。「二度と同じことを繰り返さないように」と申し上げましたが、今回のサンプラザは、上野原と全く同じ軌跡をなぞっているように私には思えてなりません。
まず、区民の皆様に、一報をお伝えしたいと思い、報告いたしました。