近藤 さえ子 公式ブログ 小枝日記

11月12日  

 中学家庭教育学級 「生きる力を手にするために」

東大生を中心とした教育ベンチャーの新規事業立ち上げに関わり、家庭教師をする東大生に、より効果的な指導のための講座を提供するなど、コーチング、講師と活躍中の山下潤氏を招いてお話を伺いました。

 会場の中学校の視聴覚室に副校長の提案でジャズを流し参加者を迎えました。
学生たちも参加し、山下氏が質問することに次から次に参加者が手を挙げて答えるなど講師と参加者が一体となった議論ができ、従来のPTAの家庭教育学級のイメージとはかなり違った形で会を運営することができました。
毎年、区からPTAに降りてくる委託事業の家庭教育学級で、今後のあり方を検討している所ですが、アンケートを見る限り、参加された方は満足だったようです。

私自身はほとんどお手伝いもできなかったのに、メンバーの方は「大丈夫よ」といつも優しく迎えてくださいました。素敵な教養委員のメンバーに恵まれ、良い会に関われ、本当にありがたく思いました。教養委員の皆さんに感謝しています。

11月11日  

区の未利用地、またはあまり利用者のいないと思われる公園、施設等調査見学

 午後、葛飾区議選応援

11月10日  

 群馬から知り合いがお線香を上げに来てくださいました。まだ自宅にいる主人のお骨を見て、帰った後すぐに群馬のお墓を紹介してくれました。本当に有り難く思います。
それでも、坂本たちによって突然連れて行かれ、酒井によって埋められ、1ヶ月もの間暗く冷たい山の中に放置され、やっと私たち家族の元に帰ってきた主人を、お墓に安置することが忍びない気持ちが、まだ私の中にあるのです。

 
会派打ち合わせ

 自治体における障害者雇用政策について勉強会
他区の議員、ハローワーク職員、ジョブコーチ等で障害者の雇用について話し合いました。

 障害者の問題は、一番立場の弱い人たちをどう守っていくかと言う大きな問題です。作業所を作りそこで作業をしていく時代から、一歩進んで、企業の中で、地域の中で自然に障害者を受け入れていく仕組み作りが様々な自治体で行われています。しかし、健常者でもなかなか仕事に就けない時代です。単純な仕事は中国などの工賃の安い国で行われ、日本には単純な仕事が少なくなっています。障害者の雇用を作り出すために、自らも低賃金で働いている人たちの話を聞く度に、この人たちの善意によって私たちの社会が成り立っているのだとつくづく思います。その一方で国は、障害者の多くの反対に耳を貸さず、「障害者自立支援」と言う名の下、障害者の負担を増やしていく法律を作りました。

11月9日  

私の母の「幼なじみ」が、鎌倉から、母に会いにいらっしゃいました。
河原の土手を転がって遊んだ日々、小学校時代の思い出話、戦前の食糧難のこと、いくつになっても幼なじみ同士の会話は、ほのぼのとして、楽しそうです。

彼女は12月から有料老人ホームに入居する予定です。
最近、高齢になっても家族で助け合って暮らしていた方が老人ホームに入るというケースをよく耳にします。ご自分たちがどういう老後を過ごすか、それを自分たちで選択していく先輩(高齢者)を見ていると、たくましさと寂しさが交互します。

11月8日
東京都道路整備事業推進大会出席

11月7日  

 葛飾区議会議員選挙応援

葛飾区では、今区議会議院選挙が行われています。
「行政の税金の無駄遣いを許さない」と、たとえ一人でも立ち向かい、区民の先頭に立って行政に対し裁判を起こし、区政を徹底的にチェックしている議員が葛飾区にいます。応援に行ってきました。

11月4日、5日  

 小学校の展覧会を見に行きました。
うちの子どもは、絵、粘土、ナップザック、観察記録を出品していました。
休日は2週に1度の地域の行事に参加し、毎日学校で勉強しなから、これだけの量の作品を作っているのでは、子どもたちも忙しいはずです。どの子の作品も上手にまとまっていましたが、個性や作品の「大きさ」を感じなかったのは私だけでしょうか?
 
その後、久しぶりに子どもの同級生のお母さんたちとランチをしました。私が視察に行っている間、子どものことを気にして食事に連れて行ってくれたり、裁判を何度も傍聴に来てくれたり、本当に頼りになるママたちです。「子どものこと」「学校のこと」「家族のこと」など、たくさん話しました。仕事をする前や、主人の事件がある前は、当たり前のようにあったママ仲間との会話の時間、今はなかなか取れません。子育てをしていて、仕事をしていて、つらいことがあっても、この時間、同じ感性の友人たちがいることが、どんなにつらい時もがんばれる、私の心の支えです。

これは多くの子育てを経験した方の共通の思いです。虐待、DV、あらゆるストレスが社会問題になっています。同じ悩みを話せる仲間が集まれる場を提供することの必要性がこれから益々重要になってくると思います。

私の家の塀にDV(ドメステイック・バイオレンス)の電話相談のポスターを貼りました。あるNPOがDVの被害を受けている人の相談窓口になり、その電話番号が書かれています。ポスターから電話番号が書いてある部分を切り取って、気軽に持っていけるようになっているものです。ポスターを貼ってすぐに、数枚がなくなりました。我が家の近くにも、人に話せずつらい思いをしている方がいるかもしれません。このNPOのように、助けになる機関はいろいろあります。1人で悩まないでSOSを発信してください。

11月3日  

娘の小学校の時の同級生の男子が2人、卒業以来、初めて遊びに来ました。

別の学校に行っている中学生の男の子が「暇だから遊ぼう」と行ってやってきて、1人でテレビゲームをしていた娘と一緒にゲーム初めました。お母さんたちも顔を知っている地域の子どもたち、男の子も、女の子も関係なく、暇な子同士気軽に遊んでいる関係を見て、母はうれしさを憶えました。「あいつなら僕たちを否定しない」「あいつなら楽しい」と言う、学校を超え、男女を越え、皆に「あいつを誘おう」と思われているわが子は、いつでもたくさんのお友だちに声を掛けてもらっています。子どもが寂しがる暇も無く、お友だちがわが子を必要としてくれることをとてもうれしく思います。

11月2日  

京都府長岡京市役所視察

長岡京市    人口7万8千人   世帯数31329世帯  19.18平方km

JR長岡京駅西口地区市街地再開発事業「長岡京市立交流センター」視察

 長岡京の駅前に「市民活動サポートセンター」「観光情報センター」「中央生涯学習センター」「教育センター」「女性交流支援センター」など公の施設と保育施設、商業施設などを併せ持つ複合施設です。
市の特産である竹を使って作られているおしゃれなイベントホールは1年先まで予約が入っているそうです。
駅前にある民と公の複合施設は機能的でワンストップサービスが可能な気持ちのいい空間になっていました。中野区のこれからの施設配置を考える参考になりました。

11月1日  

 厚生委員会視察

大阪府枚方市に視察に行きました。

大阪府枚方市 人口40万人 世帯数16万世帯 面積 65.08平方km(平成17年3月末)
中野区    人口30万人 世帯数17万世帯 面積 15.59平方km(平成17年1月末)

 枚方市役所で「枚方市新子ども育成計画」の説明を受け、その後、「子育て支援広場」を視察しました。枚方市に2箇所目の乳幼児の親子のための広場です。乳幼児とその親が「いつでも」「ゆっくり」「自分のペース」で過ごせる場所、子育ての相談ができる場所、子育てのサークルを応援する場所です。使われなくなった学校を使って作られている所も視察先に選ばれたポイントです。

 私たちが見せていただいたのは2時過ぎだったのですが、6組前後の親子がいました。職員の説明では、この施設を利用できるのは、市内在住の乳幼児とその保護者、子育てサークルです。10月から登録が始まり、1ヶ月で600名の登録があったそうです。乳幼児と保護者が一緒に過ごせる自宅以外の場所を、多くの人が必要としていたことが分かります。  この「子育て支援広場」ができる前、枚方市には乳幼児と保護者が過ごすために用意された場所は無かったそうです。

 この枚方市には児童館は無いそうです。「枚方市新子ども育成計画」の子どもと子育て家族を取り巻く状況を見ると、平成14年の合計特殊出生率は全国1.32、大阪府平均1.22、枚方市1.20になっています。核家族化、25歳~39歳女性(出産、育児にかかわる年齢層)の離職率の減少などが読み取れます。

※合計特殊出生率(ごうけいとくしゅしゅっしょうりつ)とは、人口統計上の指標で、一人の女性が一生に生む子どもの数を示す。この数値によって、将来の人口の自然増減を推測することができる。合計特殊出生率が2であれば人口は横ばいを示し、これを上回れば自然増、下回れば自然減となるはずである。 しかし、実際には生まれてくる子供の男女比は男性が若干高いこと、出産可能年齢以下で死亡する女性がいることから、自然増と自然減との境目は2.08(あるいは2.07)とされている。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 枚方市は、少子化、核家族化、仕事を持つ女性が増える中、どのように子どもと保護者を社会が支えるかに取り組んでいます。「使われなくなった学校」という空きスペースを利用して「子育て支援広場」にしたことはとても良い試みだと思いました。学校には広い校庭、窓からは山が見え、そばにはきれいな川が流れていました。

 とりまく自然や広々とした空間は枚方市にとてもかないませんが、中野区には小学校の学区に1児童館がある、手厚い子ども支援を何十年も前から始めていた先進的な自治体だったことを改めて考えました。その児童館を行政は減らしていきます。中野区の合計特殊出生率は0.7人です。少ない子どもたちに対して児童館に変わるサービスを考えなければならなくなりました。地方の自治体の子育ての環境や施設を見ることで、全国一律ではない、中野区に相応しい、より充実したサービスを考えていく手がかりにしていきたいと思いました。

 また枚方市では病後児保育の場が病院にありました。働いているお母さんには安心な仕組みです。これも、今後取り入れたい仕組みの1つです。

 枚方の市の花は菊です。市役所前には美しい菊がたくさん飾られていました。ただ、この菊も祭典も、職人不足から今年で終わりになるそうです。

10月28日  

西大和児童館見学

地域の小学校の子ども達と乳幼児のふれあい交流をしていました。
学校を離れ児童館で乳幼児に接する子どもたちは目をきらきらさせていました。保護者も職員も子どもたちも一緒になって楽しい時間を過ごしていました。

10月27日  

中学学芸発表会

地元の中学校のコーラスを聴きに行きました。うちの子どもが通っている学校ではないのですが、知っている子どもたちがたくさんいます。久しぶりに見る子どもたちは少したくましくなり、指揮やピアノにも大活躍です。小学校の時、元気に手を振ってくれた子どもたちは少しはにかみ、照れくさそうに頭を下げてくれます。兄弟がいる保護者の方は、年々迫力の無くなる歌声に不満そうでしたが、私は、大きなステージで、緊張しながら前を向き、歌う子どもたちが愛しくてたまりません。小学校の時、学校に通えなくなった時期があり、皆でどうしたらいいか考えた子どもも、いろいろな家庭の事情のある子どもも、皆、友達に囲まれて楽しく過ごしている姿を見ると、うれしくてたまりません。この子たちの未来が歌のように明るくなるために、大人たちはがんばらなくてはなりません。

10月25日  


この双日殺人事件を社会的な問題にしたいと言ってくださる方がいらっしゃいます。マスコミ関係の方、またこの様な事件が二度と起こらないように自分の後輩達に伝えようという退職された警察の方、いろいろな方が今も近藤家にお見えになっています。そして主人の遺影の横に張ってある紙の、酒井裕、坂本亮、高橋祐介、沢田将基、緒方剛、斉藤揚礼の名前をじっと見て、悲しみをあらわにされていきます。

江古田児童館見学
21年度末に廃止となる江古田児童館を見てきました。職員の方にお話を伺いました。ここは現在のような児童館がなくなっても、地域活動が盛んで地域の力で子育てができそうな場所であることを教えていただきました。行政お仕着せのパターン化された子育て空間ではなく、地域の方々が本当に子どもと一緒になって子育てができるのは素晴らしいことです。けれど、そのような力を持たない地域のほうが多いことも事実です。
現在は、地域と学校それにプラス行政も一緒になって子育てをしています。その行政が入っている場所が児童館です。児童館の職員が身体を張って自分達を守ってくれる、一緒になって遊んでくれる、そんな児童館が子どもたちは大好きです。

確かに古い児童館で、今後建替えは必要になってきます。立て替えのお金がないから、学校から児童館までの移動が危ないから、児童館の職員でなくても地域の人がいるから、そんな安易な考えで、学校に児童舘を入れてしまっていいのでしょうか?

地元の子どもたちが中高生になった時、ちょっと不良になっても人を傷つけたりしないのは、子どもの頃から自分のことを心から心配してくれる大人がいたから、生活の中で、してはいけないことを教えてくれた大人がいたから、そんな子どもの心を支える大人の存在が大きいと私は思います。まさに児童館の職員は、親にも止められない少年たちの非行を止めることのできる大切な存在なのです。この大事な「よその大人」の存在は、財政難から消えていこうとしています。

では、行政のやる仕事とは何なのでしょう?たくさんの子育てのプランを作り、区役所でパンフレットを作り、対話集会で区民の意見を聞き、「区は子育てを応援します」と宣伝することですか、そんな外から眺めて意見する子育ては、現在育っている子どもたちにとって、何の意味も持ちません。児童館で子どもたちと遊んでくれる、守ってくれる職員の応援にははるかにかないません。少子化で核家族の今だからこそ、身体を張って自分たちと向き合ってくれる大人の存在を保護者も子どもも求めているのではないでしょうか?
 

10月24日  

今日で9月21日から始まった第3回定例会が終わりました。
今回私は決算の総括質疑で「公共スペースの有効活用」と「学力にかかわる調査について」を質問しました。

「公共スペースの有効活用」では、「行政には土地に対するコスト意識がかけていることを指摘し、財政的に大変厳しい中野区が益々高齢化していく職員体制の下、どんなサービスを区民にしていくのか?どんな小さな政府を作っていくのか」と言う事を質問しました。
 
「学力にかかわる調査について」は、「区の予算1000万円以上を使って行った小中学校対象の学力にかかわる調査が、その結果を基に、次のスッテップがセットされていなければ、子どもが出来が悪いことだけがわかっても調査の意味がない。さまざまな課題を負わされて忙しい教師に、子どもの学力向上のために向き合える余裕の時間を持たせるべきではないか」と言う主旨の質問をしました。一言で表せば簡単な質問なのですが、事前に多くの人からご意見をいただきました。その多くは「できなかったところを補わなければ、自分の子どもができないことだけがわかっただけで意味がない」と言うものでした。行った施策に成果が伴う予算の使い方をしていきたいと皆が思っています。このことを踏まえて質問しました。ご協力を頂いた皆さんどうもありがとうございました。

議会での質問をつくり、毎日の議会、委員会に出席し、裁判の意見陳述をつくり、法廷で発言し、2週間に1度はある裁判を傍聴し、その他、主人の関係で片付けなくてはならない事務をこなした日々、日記を書く時間もありませんでした。どうして被害者はこんなにも忙しく、つらく、次から次にやることに終われる日々を送らなくてはならないのでしょうか?

10月21日  

 双日㈱商権裁判の事務を担当させられたことで、元の上司に恨まれ、殺されてしまった主人の刑事裁判の論告求刑がありました。一週間前の殺人罪3人(酒井裕、坂本亮、高橋祐介)に続き、今回は「逮捕監禁致死罪」の沢田将基、緒方剛、斉藤揚礼に対する検事の論告求刑です。
検事は「自己中心的で情状の余地はない」として、3人に次のように求刑しました。

沢田将基 懲役9年
緒方剛  懲役7年
斉藤揚礼 懲役7年

沢田はこの逮捕監禁の実行犯である坂本から仲間集めを依頼され、報酬をもらい、緒方、齋藤を犯罪に誘い込み、リーダーとして積極的に犯罪を手伝ったため、最も重い罪となりました。
緒方、齋藤に対しては、断ることは充分出来た犯罪に報酬欲しさに安易に加担し、拉致監禁された被害者が死んでしまう事を充分理解していながら放置し、その後真摯な反省の態度は認められないという論告でした。

彼ら3人は「殺人になる」ことを知らされていなかった、主人が死んだ時、すでに報酬(1人10万円)をもらって帰ってしまい、その場にいなかったという理由で「殺人罪」にならないので、この求刑でも一般的には「重い罪」に当たるということです。
私にはどうしても納得できません。

 5人もの体力ある若者が、「先輩に指示されたから」と全く知らない人間に、寄ってたかって襲いかかり、暴行を加え、ガムテープで顔も身体もぐるぐる巻きにし、布団袋に入れた上からさらに布団を巻き付け、かろうじて出た鼻の先だけで苦しい息をする被害者を、「このまま置いたら死んでしまう」と理解しながら、「まあ、後は他のヒトがやるだろう」と放置し、10万円の報酬をもらって帰宅し、その後警察に捕まるまでの1ヶ月間、その報酬を楽しく遊興費に充てていたというのに。現在も反省の態度の見られない、残酷で冷酷な人間としての心を持ち合わせない若者たちが、そんな短い刑で世の中に出て来て、本当にいいのですか。

 論告求刑の後、それぞれの弁護士による弁論がありました。この弁論は、さらに私を不安にさせました。

 沢田の弁護人は「坂本(殺人が起こる事を承知だった)の依頼内容があいまいで、断る段階にいかなかった。被害者は、沢田たちが帰る時には生きていた。もし、酒井が現場にいたらどうなったか(酒井が被害者を連れて行っていれば、彼らに致死罪はつかなかった)」と言いました。 そんな「もし」があるならば、近藤浩は殺されずにすんだ「もし」は数えきれなくあるのです。実際に殺されたのは、主人であって、「もし」沢田が坂本の依頼を断れば、「もし」沢田が仲間集めに失敗すれば、「もし」帰宅時に自主していれば、主人は死なずにすんだのです。全く反省の気持ちがないことを、確認させられた弁論でした。

 緒方の弁護人は「緒方は布団で巻かれた被害者の、頭の部分の布団を、自分の判断で、襟のように広げ、頭が布団に包まれないようにした」ことを強調していました。
つまり、緒方は布団に巻いた時点で、近藤浩がこのままでは死んでしまうことを充分承知だったということです。布団を折広げたなら、なぜ、11メートルも巻かれた顔のガムテープを外してくれなかったのか、死んでしまうとわかっていたなら、なぜ、帰宅時に「大変なことをしてしまった」と自首してくれなかったのか、「死に至る」ことを理解してその場から逃げ、知らん顔をする、充分な「殺人」になるのではないかと思えます。

 斉藤の弁護人は「齋藤は、臓器提供を申し出ている。罪はどのようなものでも認める」と言いながら、「頭のいい(早大理工中退)、運動もできる斉藤が、なぜ、このようなことに加担し、救出の機会がありながらそれができなかったのか、今なお、本人自身が理解できていない」と言いました。
 自分の行いを反省するどころの話ではないのです。齋藤は「なんであんなことしちゃったのかな〜」と自分の行動について考えることもできない人間なのです。

最後に被告3人に裁判官が「何かいうことがありますか」と言った時、沢田と緒方は、一応、近藤浩さんと遺族に申し訳なかったと頭を下げましたが、齋藤は、まさに弁論どおり「話は弁護士が言ってくれた。今回自分のしたことで迷惑をかけた人たちに申し訳なかった」と言いました。彼の言う「迷惑かけたひとたち」とは、自分の家族であり、友人であり、「世間体」であり、決して被害者ではないと思っていることが、よく理解できました。
 見ず知らずの近藤浩を、その腕力にまかせ、げんこつで何度も何度も殴り、弱らせ、拉致し、ガムテープでぐるぐる巻きにし、布団で包み、苦しんで苦しんでいる近藤浩を「このままでは死んでしまう」と理解しながら、放置して逃げ、10万円の報酬を受け取り、遊興費に使い、警察に捕まったら「あ〜あ、見つかっちゃった」と観念した齋藤には、近藤浩に与えた苦痛も被害者遺族が今抱えている苦しみも悲しみも何も理解できないのです。理解できないから謝る事もない。何度も裁判を傍聴して斉藤を見てきましたが、ついに1度も被害者の家族に対して頭を下げることはありませんでした。被害者家族の意見陳述の際も、齋藤は顔色ひとつ変えず、うなだれるでもなく、まっすぐ前を向いて表情を持たなかったと言います。
こんな人間をたった7年の刑期で社会に出していいのでしょうか?長い裁判の間も、被害者の家族に、泣いて頭を下げる気持ちにもなれない人間が7年の刑で社会に出てくるのです。「再犯は無い」と弁護士さんが断言してしまって大丈夫ですか?次に斉藤によって殺される人が出た時、その責任は誰がとるのでしょうか?
被害者に謝らない、人間の命の重さが未だに分からない斉藤を見ていて、勉強はできるかもしれないけれど、やっていいことと悪いことが分からない人間を短い刑期で社会に出してしまっていいのか?と心から恐ろしいと思います。

 何の考えもなしに、アルバイトで犯罪に走る若者を食い止めるには、もっと、もっと、厳しい罰を与える事が必要ではないかと私には思えます。

 緒方は、自分には現在お金が無く償えないが、出所後少しずつでも償っていくと言っていました。10万円欲しさに主人を殺した犯人達には、出所後生活がどんなに苦しくても10万円を主人に対して払い続けてもらいたいと考えています。一般市民が10万円を稼ぐことがどんなに大変なことかを、何も考えないで暮らしてきた若者に真面目にお金を稼ぐことの大変さを経験してもらいたいと思っています。

9月28日の私の意見陳述内容を、28日の日記に添付します。

沢田将基(まさき)、緒方剛(たける)、齋藤揚礼(あきのり)3人の「逮捕監禁致死罪」に対する求刑は、12月21日(水)10時から東京地裁第531法廷で申し渡されます。
人間の感情を全く持ち合わせない、人間の命を何とも思わない、「頭がいい」と言われて育って来た若者の顔を見に来てください。

酒井、坂本、高橋の「殺人罪」の3人に対する判決は、12月16日(金)1時半です。
# by kondou-saeko | 2005-10-21 23:52 | Comments(0)

10月20日  

防災対策特別委員会

9月4日の集中豪雨は
中野区全体で床上 765
          床下 459
     小規模事業所 280
  合計1504件 の被害がありました。

災害から区民をどう守るか、新たな情報システムについて、防災訓練のあり方など、各議員から活発な意見がでました。

10月18日  

 第68号陳情 児童館のおよび学童クラブの存続について
 第94号陳情 学童クラブ運営の見直しについて

 10ヵ年計画の改定素案が示され、現在ある児童館から小学校へ遊び場機能が入る児童館の名前と学童クラブ名が示されました。私は子どもたちに学校以外の遊びの場を少しでも多く作ってあげたいと、「子どもたちの遊び場は減らないのか?」と言う点を執拗に質問してきました。
 学童クラブが学校に入ってしまえば、学童の子どもたちは夏休みでも学校に通うことになります。「下流社会」(三浦展著 光文社新書)という本が出たように、すでに日本の家庭はスピードをあげて2極化をし始めています。当然子どもたちの中にも、いろいろな意味での2極化が進んでいます。家族で旅行に出かける友達を横目で見ながら、自分達は夏休みでも毎日学校に行くしかない、自分のいられる場所は学校の他どこにもない、と言う状態になることが、今の子どもたちを見ていて、私はとても心配なのです。

かつて中野区は学校にあった学童クラブを保護者の運動から学校の外に出した経緯があります。「ただいま」と帰れる場である児童館を、再び学校に入れてしまうことが本当に子どもたちの教育にとっていいことなのか?働くお母さんが増える中、新井学童クラブは20人もの待機者が出て、今議会で分室の設置をする条例までできました。
「学童クラブを学校に設置することについては十分な検討を行った上で決定してください」と言うこの陳情に、私は継続審査を希望しましたが、反対多数で否決されました。

10月17日  

常任委員会

第18号陳情 
高齢者の健康と生きがい増進に資する高齢者農園事業の拡充について

第48号陳情 
中野区在住の私立・国立小中学校就学者等への情報提供などについて
2つの継続審査になっていた陳情の審査をしました。

第18号陳情の主旨は
高齢者農園の安定的運営と利用拡大に向け区未利用地を高齢者農園として開放してください。と言うものです。
会社を退職後、身近な所で農業をしたいと言う意見をよく耳にします。土に親しみ身体を動かすことは、介護予防の観点からも、とてもいい事だと思います。
「使われていない土地、使う予定のない土地の検討を行い、高齢者の健康づくりのために場所の提供はできないものか」と私は質問しました。健康マシーンなどを使っての介護予防に乗り出そうとしている行政に対して、わざわざマシーンを購入しなくても、自然に身体を動かす高齢者農園の存在の大切さを訴えました。
都心の中野区は土地代も高く、新たに広い畑を作ってくださいというのは難しいと思います。学校の中で子ども達がやっている野菜作りを拡大して、高齢者が先生となり、世代を超えて農業を楽しんだり、子どもが遊んでいない公園の1画を畑にしたり、今あるスペースの有効利用で高齢者の健康づくりのための居場所は増えると思います。
今回も継続審査になってしまい、陳情に来ていた高齢者はまた次回の委員会も傍聴しなくてはならなくなり、進まない議論にがっかりされていました。


第48号陳情の主旨は
1、区内在住で中野区立小・中学校以外に通学する児童、生徒を把握する部署を設け、区立に通う児童、生徒と同じ情報サービスを提供してください。
2、国と都に対し、私立小、中学校就学者に対する教育費助成の制度化を求める意見書を提出してください。と言うものです。

 現在、区役所には私立の小中学校に通っている子どもを管轄する部署がありません。公立以外に通う子どもたちには、地域活動等の情報も来ないので、私立小中学校に通う子どもにも公立と同じ情報を提供し、教育費の助成を制度化してくださいというものです。
 私学に子どもを通わせる親が、公立の小中学校に通う子どもたちと同じように情報が欲しいと言う思いはよくわかります。また、必ずしも富裕層だけが私学に進学するわけではなく、それぞれの子どもにあった教育を求め、私学に行かせている家庭もあります。当然私学に行けばお金がかかり、親が払っている税金に見合う助成が欲しいと言う気持ちもよく分かります。
この陳情者は、現在ご自分のお子さんがもう小中学生でもないのに、子どもを私学に通わせた経験から、私学に子どもを通わせているお母さん達の教育費の負担を少しでも軽くしたいとの声を代弁してくださったのです。行政にとても大きなテーマを投げかけてくれました。
私の周りには子どもに中学受験をさせ、私立中学に通わせている保護者の方がたくさんいます。私学を選ぶ気持ちは皆さんと話している中でよく分かります。しかし、地元には誰にでも行ける公立小中学校があり、ここできちんとした教育の最低保障をすることが自治体の責務であり、「公教育を充実させたい」と私は毎回の議会での質問に「公教育の充実」をテーマにして質問をしてきました。

教育費にお金がかかることを理由に2人目のお子さんを作らない方も多いと聞きます。これ以上の少子化を食い止めるためにも、教育にお金がかからない社会にすることに取り組むべきだと思います。
中野区はこれから1校に50億円もの改築費をかけ、小中学校を建て替えていきます。この校舎の建て替え需要が財政難の中野区の財源をより大きく圧迫していきます。

建物をよくしたから、教育費はソフトに回らないということがないように、公立義務教育の内容を充実して行かなければ、今後、益々私立の小中学校に義務教育の段階で入れる保護者が増え、立派な建物になった公立学校に行く子どもはますます減り、公教育の存続自体が問題になっていくと思います。
今の時点でこの陳情に賛成することはできませんでしたが、中野区に住む小中学生を持つ家庭をどう支えていくか。保護者が行政に何を求めているか、この陳情が行政に投げかけている意味を区は真摯に受け止める必要があると思いました。

10月16日  

地域のご年配の方が3人いらっしゃいました。医者のこと。老人会のこと。ゴミのこと。子育てのこと。高齢者家庭を狙ったオレオレ詐欺の体験談などいろいろな話をしました。でも1番の関心ごとはやはり「双日㈱商権裁判殺人事件」です。

酒井裕、坂本亮、高橋祐介、沢田将基、緒方剛、斉藤揚礼の中には良い学歴をもっている人もいるのに、人の命の大事さに気づかない愚かさを悲しみ、怒り、泣いていました。坂本たちのような悪いことをしても平気な今の若者たちは、本当に軽い気持ちで人を殺してしまうのですから、オレオレ詐欺など、何でもないことなのでしょう。

金をもらって犯罪を行う「犯罪アルバイト」の罰をどこまでも重くしなくては、短絡的に犯罪に走る若者は減りません。

10月15日  

野方まつり

夕方、打ち合わせ

10月14日  

酒井裕、坂本亮、高橋祐介3人に対する検事の論告がありました。

「自己中心的で情状の余地はない」とそれぞれに以下の論告求刑が下されました。

酒井裕  懲役18年
坂本亮  懲役16年
高橋祐介 懲役12年


被害者遺族としては、残虐この上ない彼らが二度と世の中に出て来られないことを望み、このような短い刑期で済むのは納得がいかないものです。それでも、法の決まり事の中で出された論告求刑の中では、「重い刑」だということです。

10月からこの事件を引き継いでくださった検事さんは、厳しい口調で話されました。
酒井に対しては「被害者(近藤浩)には、何の落ち度もない。被害者は、酒井の背任行為のむしろ『被害者』であった。被告の行為は、自分にとって邪魔なものは、どんなことがあっても排除するというものである。反省の態度は乏しく、犯行を正当化しようとしている」

坂本に対しては「人間の生命を考えていないか、人間としての資質が欠けている。最も非難されるべきは、布団袋で巻かれた被害者をさらに布団で巻くよう指示し、被害者が5時間に渡る苦しみと絶望の末に死んで行くのを放置した無慈悲な態度である。また、犯行後、被害者を殺した家で、心の痛みを感じず平然と生活を送っていた」

高橋に対しては「酒井から坂本に渡される金は殺人の代価であることを充分認識していた。上司(坂本)の命令なら殺人も犯すというのは、殺人集団や暴力団であり、一般的には考えられない。(被害者の尾行は)計画の犯行に必要不可欠であった。その後、被害者が5時間に渡り苦しみ絶望の中に死んで行く様子を見守っていた。被害者を助ける機会はいくつもあったが、都度責任逃れをしている」

論告求刑が言い渡された後で、それぞれの弁護士の弁論がありました。
驚いたのは、酒井の弁護士の話です。(酒井には弁護士が3人ついています)それは、「ケト・ハーベスタを巡る、被告(酒井)は日本の林業のためを思ってケトの商権を得た(商権持ち逃げの正当化)という酒井の主張を長々と繰り返し、商権裁判の中で、なぜ、自分だけが苦しめられなくてはならないのかと裁判の担当者である被害者を恨んだ(近藤浩を排除することの正当化)」と言う、まるで「殺人は仕方なかった」「殺人を考えたのは止む終えない事情による」とでも言っているように聞こえるものでした。この残虐この上ない殺人に対し、何の反省も持たない酒井の身勝手な解釈を堂々と自信たっぷりに述べるという考えられない弁護士発言です。

この弁論を一緒に聞いていたある傍聴者は後で言っていました。「何、あの弁護士、まるで殺人を正当化してる。殺人は仕方がない行為で、会社の商権を盗むのも仕方がなかった、裁判で追及されて追い込まれたから殺したのも止む終えなかったという内容だった。本当に信じられない、恐しい弁護士だ」
論告求刑を言い渡された場で、「被害者には殺されるだけの理由があった」とでもいうように死者を侮辱し、商権の持ち逃げ、会社に与えた莫大な損害、そして殺人までを正当化し、言い訳を続けたのです。この弁論に驚き、怒り心頭の気持ちを抱いたのは、私たち被害者遺族とその仲間だけでしょうか。
また、「なぜ一度も傍聴にも来ないのか」という疑問を抱いていた酒井被告の奥さんについては、「被害者遺族と顔を合わせるのが辛いから」との言い分でした。当たり前です。被害者遺族がどんなに辛く、それでも月に2度もある裁判に毎回、毎回、何を置いても傍聴に行き、苦しい気持ちを意見陳述し、どんなに大変であるか、理解しようともしない身勝手な言い分です。近藤浩亡き後、双日㈱の商権裁判で認諾された賠償金を払わずに、酒井被告の父親の家(坂本が住んでいた、近藤浩がそこで亡くなった荻窪の家)をさっさと売り払った酒井被告の家族は、謝罪の気持ちなど一切持ち合わせないものと思えます。

坂本被告と高橋被告の弁護士さんは、罪を認める弁論をされました。そして遺族にきちんと謝っていくことを本人にも教えてくださっていました。

今日も双日マシナリー㈱からたくさんの方が傍聴に来てくださいました。また主人と一緒に仕事をしていた方もはるばる遠方からいらしてくださいました。皆様お忙しいところ本当にありがとうございました。

次回、沢田将基(まさき)、緒方剛(たける)、齋藤揚礼(あつのり)に対する論告求刑が10月21日(金)午前10時から、地裁531号法廷であります。

ブログメニュー

カテゴリ
最新の記事
途切れない支援を被害者と考える会
at 2018-02-09 23:44
議会運営委員会傍聴
at 2018-02-09 22:46
区長選挙
at 2018-02-08 23:18
父の通院
at 2018-02-08 21:28
総務委員会
at 2018-02-05 22:36
以前の記事
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 11月
最新のコメント
記事ランキング
画像一覧
リンク
中野区議近藤さえ子のホームページ小枝ネット

ご意見、ご感想などは
こちらまで メール

社会活動


中野区お役立ち情報

なかの区報

教育だよりなかの

Copyright © 2014 Kondo Saeko All Rights Reserved.