近藤 さえ子 公式ブログ 小枝日記

3月9日  

中野駅周辺まちづくり計画素案 説明会

説明会に途中から参加しました。会場は満員でした。ちょうど区の説明が終わって、参加者が質問をしているところでした。
参加者は「区が提示している防災公園の面積(防災公園1.5haと公開空地0.5haをあわせて2haの防災空間)が狭い」「高層ビルを建ててしまったら、環境面で取り返しがつかなくなることを」皆さん叫ぶように訴えていました。
初めて参加された方が「こんなに激しい会だとは思わなかった」と驚かれたほど、区民は素案」に対し怒っていました。区民は「まちづくり」を真剣に考えています。

次の世代に残す「中野駅周辺の街づくり」区民が納得できるものにしたいものです。

3月7日 予算分科会
3月8日 予算分科会

3月5日  

小学生の子どもの授業で「東京探検」と言う課題があり、2月中にどこかに連れて行く約束だったのですが、何処にも行ってやれず、今日になって、やっと中野駅周辺を連れて歩きました。中野駅、駐輪所、サンプラザ、区役所、警察学校跡地、囲町公園、これから、この子たちの時代にどの様な街にするか、多くの区民が関心を持っている場所です。今の中野区の大きな課題です。うちの子どもはまだ何のことかはわかりませんが、私たちが計画し、作った街で実際に生活するのは、この子供たちの世代です。
 
本屋に行っていた娘と合流して「何か食べようよ」と私が言うと、下の子どもが「僕いいお店知っているよ」と走り出しました。中野で外食などしたことがないので、娘と二人で驚いていると、「お父さんと行ったことあるもん」と得意そうにパスタのお店に連れて行ってくれました。

母親の知らなかった父と息子との時間、主人はこれからもっともっと作りたかっただろうと思うとまた涙です。
# by kondou-saeko | 2005-03-05 23:55 | Comments(4)

3月4日  

厚生分科会
子育て支援、次世代育成、青少年活動、生活保護、介護保険など、さまざまな問題がこの委員会で話し合われます。

大人たちは、みんないろいろな場所で真剣に、いい子どもたちを育てたい、いい若者に育ってほしいと議論を重ねているのですが、どうすれば、実りある議論になり、現実に結びつくのでしょう。今回のように、主人を拉致し死に至らしめた身勝手な若者たちも存在します。「かけがえのない命」「命が1番大事」という事をこの犯人たちがきちんと頭と心で理解し、被害者と社会に償い続けなければ、また犯罪を繰り返します。どんな理由があろうが、人殺しに加担してしまった者の罪は限りなく重いことをどうしたら理解させられるのでしょうか。

最近の凶悪事件の背景に「わがままな若者の身勝手さを社会や親族が裁かないで守ってきてしまった」事も大きく関係していると思います。
# by kondou-saeko | 2005-03-04 22:38 | Comments(0)

3月3日  

ひな祭り
我が家には戦前に作られた7段飾りの表情のとてもかわいいおひな様があります。(写真)
毎年ひな人形を飾る場所に、今年は動かないお父さんがいるので、ひな人形は飾れませんでした。

3月3日
 予算特別委員会


c0013698_23342092.jpg

# by kondou-saeko | 2005-03-03 23:10 | Comments(0)

3月2日  

裁判が始まりました。
午後、齋藤揚礼(さいとうあきのり)、緒方剛、沢田将基の逮捕監禁致死事件の初公判に東京地方裁判所にいきました。20人もの友人親族が寒く忙しい中、駆けつけてくれました。ありがとうございます。

昨年10月に判事になったばかりだという女性判事が泣きながら調書を読み上げました。被害者家族も知らなかったことも多く明るみになり、犯行のあまりの残虐さに私は泣き崩れました。  

「ある人をある人のところへ連れて行く仕事がある」と声をかけられ、スタンガンと軍手と粘着テープを用意して待機し、帰宅途中の近藤浩に「野方駅はどっちですか」と声をかけ足を止めさせ、いきなり暴行を加え、サルグツワの上から顔をガムテープでぐるぐる巻きにして車に詰め込み、さらに手足にテープを巻いて動けなくし、荻窪の監禁場所に連れ込み、布団に巻きロープで縛った上から、粘着テープで巻いて、生きている近藤浩を、ポリバケツに入れようとバケツを用意したが身体が大きくて入らなかったので、用意してあった布団袋に詰め込み、「鼻で息をしている音がしたので平気だと思った」と放置して10万円をもらって帰ったのです。

どれほどの精神的、肉体的苦痛の中で主人が死んで行ったかと思うと、身体が震え、止まりませんでした。

調書読み上げ、証拠提出の後、齋藤揚礼(さいとうあきのり)の情状弁護がありました。22歳の彼は、早稲田学院から早稲田の理工に行き、「別にやりたいことがあった」ので退学し、専門学校に通っていたそうです。「それほど金に困っていたわけではなかった」と言い、「危ない仕事だとは思った」が「恩ある先輩に誘われ断れなかった」と言います。

私は、犯人たちの家族が謝罪に来た時、皆さんが、豊かな普通の生活をしていることを知り、驚きました。犯人たちの戸籍が、九州や東北の奥地なので、田舎を捨てて東京に出て来た若者が仕事も見つからず、金だけを目的に「人殺し」に加担するバイトに乗ったのだと思っていたからです。

「金欲しさ」ではなく、「頼まれたから」「危ない仕事」と分かっていても手を貸した、となると、もっと事態は深刻になるように思えます。これから、彼はどんな世界で生きて行っても、また、「恩ある人」に頼まれたらきっと断れず、殺人だって厭わないのではないでしょうか。父親が証言台に立った時息子は、初めて泣きました。

3人のロープに繋がれた若者は、私には「悪魔」に見えました。

2名の弁護士から証拠の一部に異論が出され、4月後半に再度公判が開かれることになりました。傍聴して楽しいわけはありません。苦しくて悲しくてやりきれなくなるだけだと思います。それでも、お時間のある方は、ぜひ、傍聴して、「許せない若者の顔」を見て「どこまでも身勝手な言い訳」を聞いてください。日程が決まりましたら、また、お知らせします。

2月28日
 予算特別委員会
3月1日
 予算特別委員会
3月2日
 予算特別委員会

2月26日  

主人を殺した犯人の親族6組が「謝罪」に来ました。父近藤正二は「誰一人絶対に家に上げるな」「焼香などもってのほかだ」と言い、主人が拉致された日、犯人たちが隠れていた我が家の前の公園で会うことになりました。

若者たちの親の中には、涙を流し、土下座をして詫びる人もいましたが、その誰一人にも、私の家族に突然突きつけられた悲しみと憤りは理解できないことがよく分かりました。
土曜毎に取材に来ていたテレビの取材班に、一人の父親は声を荒げました。いきなり「やめろ!」と食って掛かるその言葉のひどさと態度に私は驚きました。「あなたの息子は、金をもらって知らない人間を拉致し殺すことを選んだ。人間はお金がなくても生きて行けることを、どうして子供に教えなかったのか」と私は言い続けました。

主犯の酒井の親族(奥さんと酒井の弟)は弁護士2人に守られて来て、涙を見せるでもなく、謝罪の言葉のひとつもありませんでした。最後には、持って来た花を公園に投げ捨てて振り返りもせず帰って行きました。

近藤浩は、双日(株)の商権裁判の仕事を担当して、もともと違法な行為をした人間に恨まれ、殺されてしまったのです。商権を持ち逃げし、ぼろ儲をして、豊かな生活を享受した後、双日(株)に訴えられたら「金がないから払えない」と言い、ずるずる裁判を長引かせ、自分の立場が悪くなったのは近藤のせいだと恨み殺人を計画した酒井、奥さんはその酒井の会社の取締役、「私は関係ない」とは言えない立場です。子供を私立に通わせ、きれいな身なりをし、2人の弁護士をつける金があるのですから、きちんと会社に対して弁償し、もう何をしても償うことは出来ないことですが、主人に、近藤浩に心から詫びて償って欲しいと思います。
# by kondou-saeko | 2005-02-26 23:30 | Comments(0)

2月25日  

双日(株)の商権裁判に奔走していた主人が殺された日からちょうど3ヶ月、今日は主人の命日にあたります。東京の朝は白い雪景色です。(12月29日葬儀の日も、雪でした)
主人は元上司と5人の若者によって殺されました。このネット日記を見た加害者側(本人や親族)から、謝罪の手紙が届けられ、その後、直接私に会っての謝罪を申し込んできました。明日その何組かが「謝罪」にやって来ます。

私は、「加害者側のどこからも、謝罪の電話の一本も無いのが不思議だ」と言いました。この時、私が言いたかった「謝罪」とは、心の中から自然に沸き出で、身体が突き動かされる「気持ち」です。自分の家族が「人に対して悪いことをした」ことを知った瞬間、本当に申し訳なかったと動かずにいられない、そんな気持ちを持つ人間がいないことへの驚きと怒りでした。

昨年12月24日、警察発表があり、今回の事件がいっせいにマスコミに発表された時、私たち家族もあまりにも急な展開に「えっつ?」と驚きました。そして、その後はどうやって乗り切ってきたのか記憶にないほどの日々に謀殺されました。

加害者家族は「本当に何も知らずにマスコミ報道で初めて知った」と言い、「その後は、弁護士に(謝罪を)止められていたので謝れなかった」と言います。でもそれは、2ヶ月も前のこと。それまで、犯人像や事件の内容について何も知らなかったのは、被害者も同じです。加害者全員が私にとって「全く見ず知らずの人間」です。主人にとっても主犯の酒井以外は知り得ようもない人間たちでした。

「知らない人間」を「理由も知らず」殺す仕事に「報酬をもらって」加担し、殺人を犯しておいて、「できる限りの謝罪と償いをしたい」と言う加害者の親族に、26日会う予定です。

なお、延び延びになり、皆様にご迷惑をかけています、テレビ朝日「スーパーモーニング」によるこの事件の特集の放映は28日、月曜日の朝9時頃になる予定です。
テレビ局の都合ですので、さらなる変更もあり得るかもしれません。
# by kondou-saeko | 2005-02-25 11:34 | Comments(0)

2月24日  

予算特別委員会

当初予算(案)の概要が配られ、説明を受けました。
来週からは予算についての特別委員会が4日間開かれます。
# by kondou-saeko | 2005-02-24 22:46 | Comments(0)

2月21~23日  

中野区議会本会議、一般質問
11人の各会派の議員が防災、防犯政策、教育問題、新しくできる基本構想、自治基本条例などについて質問をしました。

私は中野サンプラザの区の購入に最初から反対し、区が2億円を出し、雇用・能力雇用開発機構から譲渡を受けることに対しても「無理はないのか」と度々質問してきました。
今回の議会で、これまで区民に説明してきた枠組みを変えてしまった中野区の手法に「おかしい!」と言う質問がありました。とにかくまず譲渡を受けることありきで、それまで区民に説明していた枠組みをここで変更してしまうのは、あまりにも無責任な話です。税金は区民一人一人が払っているのです。きちんと区民に対して説明がなされるべきだと思います。
# by kondou-saeko | 2005-02-23 23:31 | Comments(0)

2月18日  

「たまたま通りがかった」赤ちゃんの頭に包丁を刺して殺してしまう。卒業した小学校に行って「たまたま対応に出た」先生を刺し殺す。毎日のように凶悪な犯罪が起こっています。ここには、相手は誰でもいいから、人を殺してしまってもかまわないから、自分の憂さを晴らしたいと考える人間の存在があります。
このままでは、この日本は、凶悪な犯罪大国になってしまいそうな予感がするのは私だけでしょうか。加害者だけに守られる「人権」、警察の捜査に立ちはだかる「人権」の壁。「犯罪の少ない国」としてこれまで日本が享受していた「平和な社会」は、すでに壊れ去ったと認識し、今後は「犯罪の起こる社会」に対する対応が必要とされるのではないかと考えます。

主人の事件で、逮捕監禁致死罪で起訴されている 沢田将其(29歳)、
緒方剛(22歳)、斉藤揚礼(22歳)の3名の裁判の日程が決まりました。

3月2日 午後1時30分
東京地方裁判所 (裁判部 5部、531号法廷)

第一回目の裁判では、事件の内容まで入らず、あっさり終わってしまう可能性があるそうですが、お時間がありましたら、犯人たちの顔を見に行ってください。被害者は犯人の顔さえ知らないのです。

また、以下の若者の情報があったら教えて欲しいと思います。
沢田将基 現住所不明、秋田市旭南出身
緒方剛  現住所不明、熊本県下益城郡出身
斉藤揚礼 日野市日野本町3-8-1べルージュ日野604号

報酬を受け取って人を殺めた人間の罪が軽いのだとしたら、ある特殊な社会の中でではなく、普通の若者たちの中にわずかな金銭を報酬とした「犯罪引き受け」「殺人請負い」が成り立ってしまうのではないでしょうか。「初犯だし、本人に悪気は無かったのだから」と彼らの罪が軽いものになってしまったら、今の日本の社会自体が、犯罪をアルバイトにすることは「いけないことだが許される」と認めたことになってしまうのではないかと恐れます。
# by kondou-saeko | 2005-02-18 20:38 | Comments(0)

2月17日  

今日から中野区議会の本会議が始まりました。今日は先議で決めなくてはならない議題もあり、また議会の後で区民の方との話しもあり、帰宅は10時ごろになってしまいました。

10時過ぎに食事をしようとしていたら大学時代の友人から電話がありました。「本当にひどいね。」「こんなことになるなんて。」と彼女は泣いています。私の周りには私の声を聞いただけで泣いてしまう優しい友達がいます。あまりに理不尽な出来事に、未だに周囲の多くの人が悲しみを共有してくいれています。
# by kondou-saeko | 2005-02-17 23:32 | Comments(0)

2月15日  

今日は久しぶりに、息子のクラスのお母さんたちとランチをしました。杉並区の小学校にお子さんが通っているお母さんからは芝の校庭の話を聞きました。PTAの役員決めの話、学校の子どもたちの様子など、とても興味深い話でした。中野区でも校庭の芝生化を考えています。子どもたちにとって芝生化が本当に望まれることなのか慎重に検討していきたいと思います。
# by kondou-saeko | 2005-02-15 21:30 | Comments(0)

2月14日  

バレンタインデー お父さんの写真の前に娘の作ったチョコレートが2つ。
こんなに上手に作れるようになったことを見ないまま主人は殺されてしまいました。悲しいです。

 

2月○日
娘の誕生日です。 

主人の件で私が忙しく、子どもたちとゆっくり話す時間も持てなかったので、「今日は何でも好きなものを買ってあげるね」と言って買い物に行きました。かつては、つまらないものを何でも手にした娘ですが、今日は「何もいらない」と言うのです。食事に行っても4つの椅子のテーブルに3人です。周りのおとうさんのいる楽しそうなテーブルが、嫌でも目に入ります。好きな食べ物を注文したはずなのに、美味しさを感じません。
娘は言いました。「お母さん、私何も要らないよ。お父さんがいればいいのにね。今日、ケーキはやめとこうよ。お金使ったらなくなっちゃうから」
# by kondou-saeko | 2005-02-14 11:21 | Comments(0)

2月9日  

突然殺されてしまった主人の相続等の手続きをするのはとても大変な作業です。「死亡」と言う事実だけをつき付けられて、悲しみの中で遺族が黙々と後始末をしていかなければならないのです。手続きに区役所、地域センター、銀行、郵便局、など、それは何ヶ所もの場所を回りました。受付のカウンターで「まだお子さんが小さいのに・・・」と泣いてくださる方、声にならない声で下を向かれる職員、私を直接知らない方も事務手続きをしてくださっている中で、涙を堪えてくださいます。

貴重品の入ったカバンごと拉致され、遺品は見つからないため、主人が契約していたパソコンの暗証番号さえもわからず、ネット契約のトラブルが発生することになりました。皆さんが読んでくださるこの日記のネット契約も、2年前に主人が行ってくれたものでした。ようやく浸透して来たこのホームページが使えなくなるのは困ります。
ネットのブロバイダーに電話した時、対応してくれたオペレーターは1時間近くも「さあ、もう一度やってみましょう」と優しく電話の向こうから私に声をかけ、解決してくださいました。本当に助かりました。

この日記は、昨年の11月25日スタートしました。1ヶ月後事件の全容が明るみに出て分かったことですが、ちょうどその日、主人は帰らぬ人となったのです。本当に偶然です。
区議会議員という「普段何をしているか人に伝えにくい仕事」上、かつてから、日記形式で日々の出来事を気軽に報告できたら良いだろうと考えていました。また、同僚議員のそんな日記を参考にもさせていただきました。私の仕事の報告、中野区の問題、周囲の出来事、子どもたちの生活、そんなものを綴る予定で準備をし、11月25日に開設したものです。
まさか、この日記が、主人が巻き込まれた殺人事件の報告を載せるものになろうとは・・・。
未だ私の生活の多くを、主人の関連が占めてしまっているため、内容に偏りがあることをお詫びいたします。これから本会議も始まります。また、本来の報告事項も随時載せて行きたいと思います。

2月8日 
 基本構想江古田の森整備特別委員会
2月7日
 厚生委員会

# by kondou-saeko | 2005-02-09 11:17 | Comments(0)

2月5日  

テレビ朝日の取材を受けることにしました。
かけがえの無い人を突然奪われた被害者の悲しさは、どんな映像にしても正確に伝わることはないと思います。「テレビの前の人が、おせんべいをかじりながら、あらま〜かわいそうね〜と思ってすぐ忘れるような取材は受けられない」と言って、これまで取材はお断りしてきました。
もし、あまりにも無念な主人の死が、ひとつの社会問題となるのなら、それは意味があることかもしれないと思い、次のような切り口で取り上げられるなら、と今回お受けしたものです。

 1、10万円の報酬で「殺人」に手を貸す若者たちの存在。
 2、「犯罪者」の身内を自分とは他人としてしまえる「家族」の存在。
 3、ひたむきに会社(現在の双日(株))の仕事に取り組み、その仕事のために
   あらぬ恨みをかい殺された主人の立場。

放送時間再度変更になりました。
追加編集の為、当初予定された放送日時が21日に変更になりました。
2月2日(月)朝9時頃からテレビ朝日「スーパーモーニング」の中で放映される予定です。(15分程度)言いたいことがきちんと伝えられるか不安はありますが、お時間のある方は見てください。
※放送時間28日に変更になりました。(2月18日更新)

度重なる放送時間変更となりますが、ご容赦御願いします。
# by kondou-saeko | 2005-02-05 15:09 | Comments(0)

2月3日  

節分です。子どもたちは福豆を自分たちで用意し、豆まきをしていました。
帰宅した私にお姉ちゃん(12歳)が言いました。
「お母さん、弟はね、『鬼は外!お父さんは内!』って言いながら豆まきしてるんだよ」
おかしく笑いながらも、切なく悲しく辛いです。
これからの我が家は、どんな時でも、何をしていても、お父さんを思い出し、切なく辛い思いを繰り返していくのだろうと思います。

 朝、小学校の旗当番(廃止された「緑のおばさん」の後を保護者がやっています)をやりました。登校時の元気な子どもたち姿を見ていると、心から、「どうか人を傷つける大人にはならないでね」と思います。子どもたちは大人を信じ、社会を信じて学校に通って行きます。

そんな子どもたちさえも私に会うと「かわいそうに」といった顔をします。朝、出勤する先生方、お父さん、お母さん、皆が私に会うと気の毒がり、言葉を失います。街を歩いても、買い物に行っても、仕事に行っても、私を見ると人々は言葉を失います。こんな状況に被害者の家族がいることなど、加害者も加害者の家族も分からないでしょう。

午後は、区長との対話集会に参加しました。野方地域センターでの開催でしたので、どのくらいの人が参加されているか行ってみました。区民11人、区の職員10人でした。テーマは自治基本条例です。1人の区民から、末端の実行の場(たとえば学校など)で、意見が言えるようにすること、現場から意見をくみ上げることができるような仕組みを盛り込んでもらいたい。と言う意見がありました。区民は実際起きた問題に対しての対応が大切なのであって、自治の基本が書き並べてあってもぴんとこないでしょう。もっともなご意見です。
「中野区の自治基本条例は、(中野区には)金はないけれど、プライドだけ高い人が書いた。」との意見がでました。区民は、実際の区民の暮らしがどのようになるのか?具体的なことが知りたいのです。

夜、中学校の電話連絡網を回しました。来年度のPTA役員がまだ決まらず、今度の日曜日に集まりがある事の伝言です。

そこで新たに「母子家庭」問題も浮上してきました。我が家も、突然「母子家庭」になりました。仕事をし、子どもを育て、家事をこなすことは大変です。現在母子家庭が増えているそうです。母子家庭のお母さんは毎日の生活だけでも誰かに手伝って欲しいと心から思っています。プラスPTAの仕事をしなくてはならないのはほとんど無理に近いという事でした。もしどうしてもやらなくてはならないのなら、PTAの仕事が子どもたちに直結した本当に意味のあるものであって欲しいと言う内容の話をしました。

中野区ではこれから、新たな基本構想、自治基本条例が制定されます。今まで行政がやっていた仕事も住民の自治に任せていこうという方向です。「区民が自分たちのことを自分たちで決めて、自分たちで動いていく中野区にする」ための基本構想、自治基本条例がもうすぐ議決されます。

さて、任された住民はどうしたらいいのでしょう?区民の誰が、どのように参加していくのでしょう。身近なPTAを見ただけでも今後について不安が残ります。
# by kondou-saeko | 2005-02-03 22:50 | Comments(0)

2月2日  

双日(株)の子会社双日マシナリーに勤め、元の上司に殺された主人、近藤浩を殺した犯人、酒井裕(56東京都出身)、坂本亮(28長崎県出身)、高橋祐介(24千葉県出身)の3人が、本日逮捕監禁、殺人及び死体遺棄の罪で起訴されました。
殺人に手を貸した沢田将基(29秋田県出身)、緒方剛(22熊本県出身)、斉藤揚礼(22山形県出身)は、「拉致監禁後、夜中に帰った」ということで、すでに1月12日に逮捕監禁で起訴されています。(後に逮捕監禁致死となりました)

これから裁判が始まります。
警察の方々は、今回の事件に関し、本当によく動いてくださいました。どんなに厳しく、大変だったことと思います。心から皆さんに感謝しています。

このホームページを見て謝りたいと言ってきた加害者の親族もいます。ホームページの威力を感じます。

加害者が、その家族がどんな気持ちを持って、どんな償い方をしてくださるのか、今後しっかり皆さんと見ていきたいと思います。これから裁判が始まり、犯人像が明らかになっていきます。(私は、この犯人の一人も実際に知りません。亡くなった主人も元上司酒井以外は知りません)
裁判の予定、動向は私を応援してくださっている心優しい皆様にもご報告していく予定です。是非見守っていただきたいと思います。裁判の予定、結果はこの日記でもご報告いたします。

少し前ですが、1月21日の日経新聞の夕刊に今回の「双日事件」が載りました。
 [拡大画面]
c0013698_15202780.jpg

# by kondou-saeko | 2005-02-02 21:40 | Comments(0)

1月29日  

●無所属の会で、「自治基本条例」の勉強会を開催しました。
現在中野区では自治基本条例を策定中です。
「中野区に自治基本条例ができると何が良くなるの?」というテーマで岩手県立大学の高橋秀行先生にお話を伺いました。中野区のことに詳しい方々の活発な意見交換があり、参加してくださったほとんどの方が終了時間を1時間以上過ぎても熱い議論をしていました。

********************************
 
今日29日は主人の41回目の誕生日です。前の日に2人の方がお花とビールとケーキを持ってきてくださいました。「お誕生日だったよね。このビールが好きだったよね!」と、覚えていてくださって、主人の写真の前にお供えしました。ありがとうございます。
毎年、誕生日のケーキを切り分けて食べる時は子どもたちと主人が一番大きいピースを取り合って壮絶なバトルが繰り広げられました。そんな子どもたちでさえ「今年はお父さんに1番大きいのをあげようよ」と祭壇に大きなケーキをあげました。
誕生日のケーキをこんなに寂しく悲しく味わったことは初めてです。

主人は、家でも節電に厳しく、すぐゴミとなるような流行り物は買わない、いつもお金を稼ぐ大変さを考えて行動する人でした。そんな彼が、10万円のアルバイトで動く、「金さえもらえれば人殺しも厭わない」若者たちに殺されてしまったのです。欲しければ簡単に何でも手に入れようと考える人間が、最近の凶悪な犯罪を起こしているように思えてなりません。10万円を稼ぐことがどんなに大変なことか、彼らの一生をかけて、考え続け、償ってもらいたいと思います。

今も近藤家には皆様からの優しさが毎日届けられています。告別式から1ヶ月以上経つ今もお花がいっぱいです。
# by kondou-saeko | 2005-01-29 20:50 | Comments(0)

1月24日  

双日㈱の子会社双日マシナリーに勤めていた主人近藤浩が拉致されてから2ヶ月、死亡を確認してからちょうど1ヶ月になります。この間、本当に多くの皆様から温かい涙、お言葉、手紙、お花などをいただき、今も途切れることなく続いています。心からありがたく感謝いたしております。主人の友人、近所の方々、私の友人の多くが「ごめんなさい。私が何もできなくて」と言って、泣いてくださいます。こんな不条理な犯罪に対し、誰一人として、何もできることはありませんでした。皆さんは、何ひとつ悪いことはしていないのです。

その一方、主人を殺した犯人たち(容疑者は6人!です)、その家族、親族、どこからも「申し訳ない」の一言もありません。謝罪されたからどうなるというものではありませんが、もし、その中に一人でも人間として普通の感情を持つ人がいるのなら、普通の家族関係を持つ方がいるのなら、電話の一本もあってよいのではないでしょうか。謝ることを知らない人間たち、「彼のことは私には関係ない」と自己保身のために人間関係を断ち切ってしまえる社会、が広がっています。この社会そのものが犯罪を次々生み出しているように思えます。

どんなに防犯に力を入れたところで、犯罪が「悪いことだ」と認識されないのであれば、減るはずがありません。罪を犯しても、犯罪者の人権は守られ、刑務所で食事を与えられ、パソコンでも習い、短い刑期で釈放され、人生をリセットできるのであれば、よほど犯罪者のほうが良い思いをするのではないでしょうか。突然尊い命を奪われた被害者家族には、もう二度と以前の生活は戻って来ないのです。突然の主人の死は、本当にたくさん課題を私に残しました。

悲しみと苦しみは途絶える間がありませんが、「『おかあさん、あなたの人生を復讐に使うな』って言う言葉が読んだ本の中にあったよ。うちと似ているよね」と長女、「僕がお父さんになるから父の日にプレゼントちょうだいよ!」と長男、そんな子どもたちに支えられながら、前を向いて歩み始めています。

1月15日東京新聞の夕刊に、私の記事が載りました。 [拡大画面]
c0013698_16132973.jpg
 

--------------------------------------------------------
先週、先々週は、刑事さん、弁護士、検事、税理士、労務管理士、新聞記者など今まで関わったことのない様々な方とお話しする機会を頂きました。そうして今回の事件に関する件をひとつずつ片付けながら、子どもたちのための活動に参加しました。

1月15日  児童館運営委員会出席
中野区次世代育成支援行動計画(素案)概要版を見ながら、意見交換をしました。
○計画の結果責任は誰が取るのか?
○それが実現しなかった場合どうするのかをきちんと出すべき。
○10年経って変わるのか?今の現実をよく見てほしい。
など、活発な意見が出ていました。我が家に降りかかった犯罪事件を考えても、皆で教育の大切さを改めて考え、地域で子どもたちを見守ることの重要性を再認識しました。

1月21日  次世代育成支援行動計画(素案)、野方地域センターの意見交換会に出席。
○児童館の数が、今以下にならないことを希望する。
○民生委員が何処まで子育てのサポートをしていくのか?
○民生委員がオムツ換えまではやりすぎではないか?
○中野区にも世田谷区などにあるプレイパークが欲しい。
などと言う意見が出ていました。

1月22日  中野区家庭教育支援推進事業実行委員会主催 講座 「お金に強い子に育てる」に参加。
フィナンシャルプランナーの方が講師で、現実的なお金のお話が聞けて面白かったです。

その後  

 昨年末、双日(株)の子会社双日マシナリー(株)に勤務していた夫、近藤浩が元の上司により誘拐され、殺され、死体を山の中に埋められるという、考えられないような事件が突然私の生活に降り掛ってきました。

 警察の方は、本当に緻密な捜査をしてくださり、誘拐後1ヶ月で犯人を捕まえ、近藤浩を見つけ出してくださいました。ただ、クリスマスの日、父親の帰りを待ち続けていた子どもたちの前に戻った「お父さん」は全く違う姿になっていました。

 12月29日、東京に珍しく雪が降りしきる中、故近藤浩の告別式にはたくさんの方が参列してくださいました。本当にありがとうございました。葛飾区から不調な体調を押してわざわざ来られたのに、遅々として進まないお焼香の列に帰られた方もいたと聞きました。申し訳ございません。主人が担当していたアメリカの取引先の会社が主人の死を悼み、半旗を掲げ、喪に臥したと聞きました。とても有難く思いました。九州からはるばる出てきてくださった方が、近藤の自宅がわからず、野方の町をぐるぐる歩き周り、主人にお別れをしてくださったと後から知りました。ありがとうございました。告別式の日から2日に渡り、主人のお骨を抱き「近藤さん、近藤さん」と声を上げて泣いてくださった取引先の方、主人を愛してくださりありがとうございました。

 主人は辛い思いをし、無念にも殺されてしまいました。残された私たち家族も本当につらい思いをしていますが、主人の死を悼み、多くの方が泣き、悲しんでくださいました。近藤浩がこんなにも多くの人に愛されていたことを知り、感動と感謝で胸が一杯になりました。
 
 一人の人間の死はたくさんの手続き、後処理に終われます。主人の場合は犯罪に巻き込まれてしまったのですから、ことさらいろいろな手続きがあります。悲しくどうしていいかわからないまま、ひとつずつ、やらねばならないことを毎日こなしている状況です。

1、近藤浩は真面目に社会的正義感を持って仕事をし続け、殺されてしまったこと。
2、(悪いことをしながら)自分の地位を脅かされたという理由で、元の部下であった命をうばった犯人
3、人を殺すことに簡単に便乗し、手を下してしまった5人の若者

 私はこれらのことを、絶対に許す訳にはいきません。主人のようにひたむきに真面目に働く人間が、だから馬鹿を見るのでは、この世に存在しなくなってしまうと思います。楽をして、少しのお金を稼げればそれで適当に生きて行けるのだと思う人間ばかりがはびこってしまいます。

 ぜひ皆さんのお力をお借りして今回の事件のような「会社の犠牲になる人間をださない」「若者を犯罪者にしない社会」を作っていきたいと思っています。

 今はまだこの悲しみと苦しみから抜け出すことはできませんが、皆様からいただいた励ましの言葉と温かい涙を無駄にしないよう、子どもともども生きて参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

c0013698_21363565.jpg

# by kondou-saeko | 2005-01-09 21:38 | Comments(0)

ブログメニュー

カテゴリ
最新の記事
以前の記事
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 11月
最新のコメント
記事ランキング
画像一覧
リンク
中野区議近藤さえ子のホームページ小枝ネット

ご意見、ご感想などは
こちらまで メール

社会活動


中野区お役立ち情報

なかの区報

教育だよりなかの

Copyright © 2014 Kondo Saeko All Rights Reserved.