それでも、坂本たちによって突然連れて行かれ、酒井によって埋められ、1ヶ月もの間暗く冷たい山の中に放置され、やっと私たち家族の元に帰ってきた主人を、お墓に安置することが忍びない気持ちが、まだ私の中にあるのです。
会派打ち合わせ
自治体における障害者雇用政策について勉強会
他区の議員、ハローワーク職員、ジョブコーチ等で障害者の雇用について話し合いました。
障害者の問題は、一番立場の弱い人たちをどう守っていくかと言う大きな問題です。作業所を作りそこで作業をしていく時代から、一歩進んで、企業の中で、地域の中で自然に障害者を受け入れていく仕組み作りが様々な自治体で行われています。しかし、健常者でもなかなか仕事に就けない時代です。単純な仕事は中国などの工賃の安い国で行われ、日本には単純な仕事が少なくなっています。障害者の雇用を作り出すために、自らも低賃金で働いている人たちの話を聞く度に、この人たちの善意によって私たちの社会が成り立っているのだとつくづく思います。その一方で国は、障害者の多くの反対に耳を貸さず、「障害者自立支援」と言う名の下、障害者の負担を増やしていく法律を作りました。