人気ブログランキング | 話題のタグを見る

近藤 さえ子 公式ブログ 小枝日記

5月14日 殺人事件の後処理  

税理士さんと私のウエッブサイト管理者が家へいらっしゃいました。
税理士さんは主人の後処理の関係でいろいろ細かいことを教えてくださいました。主人が若くして殺されてしまったので、財産はほとんどないのですが、いろいろな名義を書き換えなくてはなりません。子どもも未成年なので、特別代理人と言う大人を付けなくてはならないのです。そして家庭裁判所にその書類を出したり、証明書を取ったりと面倒な手続きがたくさんあります。またウエッブサイト管理者は、パソコンのデーターのことで分からない操作を教えてくれました。社会生活を送っていた一人の人間がある日突然いなくなってしまうと言うことは本当に大変なことです。

主犯の酒井もその他の拉致をした若者も、自分たちがきちんとした社会生活をしていないので、彼らが刑務所に入っても誰も困らず、何の手続きもなくきっと家族も自分の生活には何も困らないのでしょう。彼らのように何も失うもののない身勝手な人間が短い刑期で社会に出てきて、また気軽に暮らされてはたまりません。自分たちがしたことが、普通の生活をしていた多くの人にどんなに迷惑をかけていることかを考えてもらいたいと思います。1つの大切な命を奪った罪の重さを考え続けてもらいたい思いとます。

5月13日 元警察庁捜査一課管理官  

今日も何人もの方が家にお見えになりました。地域の問題、介護の問題、様々な課題を話しました。
 
午後 元警庁捜査一課管理官(警視)の笹川さんが主人にお線香を上げにいらしてくださいました。「被害者の気持ちになって、地ベタを這いずり『物言えぬ被害者の無念の気持ちを代弁する刑事』として敢えて困難に挑戦することが第一」とおっしゃる笹川さんのお言葉通り、多くの後輩の方々とともに地道な厳しい捜査を続けて、主人を山の中から探し出し、家族の元へ返してくださいました。心から感謝いたします。

子どもの学校のクラブ活動の説明会に出席しました。今、子どもの数が減り、それに伴い先生の数も少なくなっています。クラブ活動を存続していくことは難しい問題です。子どもの通う中学校では、顧問の先生が例えそのスポーツができなくても、地域のお母さんたちが、コーチを務める形でクラブ活動を支えています。このお母さんたちの善意がなければ子どもたちはクラブができない状態なのです。お忙しい中、ボランティアで子どもたちを支えてくださるお母さんたちには心から感謝しています。

それにしても、「少子化対策」、「中野区次世代育成支援行動計画策定」と言っているのですから、子どもたちのクラブ活動にきちんと人材を確保することは行政の責任ではないでしょうか。私はこれからも公立中学校のクラブ活動の大事さを教育委員会に提案していきます。

5月12日 多忙な毎日  

午前中、出席の約束をしていた会を欠席していまいました。関係者の皆様、大変ご迷惑をおかけしまして申しわけございませんでした。
前日、裁判があり、事務的処理も多々あり、予定していたにも関わらず、出席することができませんでした。

その午後、仕事に、趣味に、子育てにと、いつも輝いている友人に偶然会いました。いつも素敵な彼女は「このごろ夜疲れてしまってパソコンを開ける元気もなかったのよ。ずっと近藤さんのことが気になっていたのにメールもしないでごめんね」と言ってくれました。そして「私も忙しいけれど近藤さんほど忙しい人を私は見たことがない」と言い、「忙しい」2人はファーストフードでハンバーガーを5分間で食べ、少し話をして別れました。

午後、会派の打ち合わせ

5月11日 2回目公判   

沢田将基、緒方剛、齋藤揚礼の2回目の公判がありました。
主人の会社関係の方と我が家の関係者、20人ほどが傍聴に来てくださいました。お忙しい中、本当にありがとうございました。

沢田将基、緒方剛、齋藤揚礼、この3人は、主人と何の面識もない若者です。主犯の酒井に主人の拉致殺害を依頼された坂本に拉致監禁の仕事に誘われ、家の目前で寄ってたかって主人に暴行を加え、顔も身体もガムテープでぐるぐる巻きにし、身体を布団で巻き、さらに布団袋に入れ(身体が大きくて、「用意した」ポリバケツやスーツケースに入りきらなかったためだそうです)、わずかに鼻の穴だけガムテープで塞がれていない状態で放置して、10万円をもらい、主人が「死に至る」直前に帰って行った若者たちです。この3人は「逮捕監禁致死罪」で逮捕されています。

前回の第一回公判では、齋藤揚礼被告は上記罪を認め、情状の弁明をしました。残る沢田将基、緒方剛両被告の弁護士から、「被害者が死んだのは、彼らが帰った後、(他の者によって)何らかの暴行が加えられたことによる可能性があるのではないか」「死因によっては、致死罪がつかない可能性がある」という主張で、主人の検死解剖を担当した医師の証言を要求したものです。
吉田謙一東京大学法医学教室教授が証言台に立ち、司法解剖、死亡鑑定書作成の経緯を詳細に話してくださいました。吉田先生は、1300件もの司法解剖を経験している心臓性病医学の専門医です。先生は、近藤浩の死因は、1、口と身体をきつく拘束されたことが原因の、胸部圧迫による低酸素状態 2、過緊張状態によるストレスによるものであったことを証言されました。

これに対し、緒方剛、沢田将基両被告の弁護士から、死因についての細かく、食い下がっての質問が繰り返されました。「首を絞められて死んだのではないか」「暴行を受け出血性ショック死の可能性はないか」「生きたまま埋められた可能性はないか」

殺されたのは、主人です。その夜まで、元気に生き生きと働いていた主人です。突然襲われ、ぐるぐる巻きにされ、顔も胸も締め付けられ、苦しんで、苦しんで、悲しみの中に死んで行った主人です。その主人の死に至る状況を繰り返し繰り返し聞かされ、近藤浩の悲鳴が、苦しみの声が耳に聞こえて来るような思いで傍聴している家族にとって、この死因判断の公判はとても耐えられないものでした。弁護士は時々気づいたように何度か「被害者の方は」などと言い直していましたが、まるで「物」扱いです。裁判というのは、こういう場所なのだと、再度認識をしました。

吉田教授は「亡くなったのは人間です。人間には個体差があります」と話されました。今回の公判で、主人の死因については、ぐるぐる巻きにされたことによる低酸素状態とストレスによって心不全を起こしたものと判断されたことになります。

次回、沢田将基の弁護人が坂本亮(逮捕監禁、殺人及び死体遺棄容疑で拘留中)の出廷を希望し、6月10日(金)午前10時から、3回目の公判が開かれることになりました。
 
傍聴席には被害者側も加害者側も一緒に座ります。この裁判が始まる直前の2月末、私に「謝りたい」と言って土下座までして帰った犯人の親たちは、被害者の家族に気を使うでもなく、自分の息子の弁護士の所に走りよっていました。あの時の土下座はなんだったのでしょうか?自分たちの施した暴行と拘束により、貴重な人間の命を奪ったのだと言われたばかりの、三人の殺人犯の若者も、その親たちも、本気で謝罪などする気持ちは持ち合わせていないと私には映ります。

次回の裁判にも1人でも多くの人に来てもらい、自己保身に執着する犯人とその家族の顔をしっかり見ておいて頂きたいと思います。彼らが心から被害者に謝罪しないかぎり、また軽い気持ちで人を拉致して、監禁してテープでぐるぐる巻きにして放置します。死ぬ瞬間にいなければいいということだけは理解しているのでしょうから。

裁判はつらいです。苦しくて、悲しくて、終わって退席する時も、「ああ、主人はどんなに無念だっただろう」というため息しか出て来ない、毎回大きな無力感に襲われる場所です。決して「傍聴に参加してください」と誰彼に声をかけられる場所ではありません。それでも、子育て真最中のお母さんたちは、大事な家族を失った私を心から気の毒に思い、忙しい中、遠くからも、こんないやな裁判の場に来てくれました。他にも元教員の方、地域の様々な活動をされている方、主人の愛した会社の方、本当に皆様ありがとうございました。

5月8日 母の日  

母の日です。朝と夜の食事を子どもたちが作ってくれました。
上の子はラビオリとオニオンスープを4時間もかけて作りました。

主人が殺されてしまってから、毎日毎日、仕事以外にもしなくてはいけないことが多く、悲しみと過労でどうしたらよいのかわからなくなることがあります。刑務所に入っている人の方がよっぽど楽でいいのではと思うこともあります。犯人たちの生活はしっかり国で守ってくれるのに、私を守ってくれる機関はどこにもありません。裁判も何もかも全部自分でこなさなくてはならないのです。被害者の家族は、悲しい思いの中で、事件の後片付けを毎日泣きながらしているのです。

そんな日々の中、子どもたちの手料理は何よりの贈り物でした。たった1食でも作ってくれる人がいることのありがたさをしみじみ思いました。子どもたちは自分たちも大変でつらいのに、一生懸命私を励ましてくれます。何をやるのもゆっくりで不器用な部分もありますが、主人の血か、優しい、温かい人間に育っていることが、うれしくて、ありがたい素敵な母の日でした。

ブログメニュー

カテゴリ
最新の記事
以前の記事
2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
2023年 05月
2023年 04月
2023年 03月
2023年 02月
2023年 01月
2022年 12月
2022年 11月
2022年 10月
2022年 09月
2022年 08月
2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 11月
最新のコメント
記事ランキング
画像一覧
リンク
中野区議近藤さえ子のホームページ小枝ネット

ご意見、ご感想などは
こちらまで メール

社会活動


中野区お役立ち情報

なかの区報

教育だよりなかの

Copyright © 2014 Kondo Saeko All Rights Reserved.